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魔力回復はおにぎりで  作者: 金子ふみよ
第四章

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 こんな夢を見た。

 夜ではない。夜の空ではない。闇のような雲が分厚く空を覆っていた。魔女が作っている毒の鍋の表面のような色が計り切れない直径となったかと思うと、そこから雪が降って来た。雪に見えるものが降って来た。フィフェティが横で頭を抱えて悶え始めた。絞り出すように出て来た言葉は世界の終わりを告げる不気味な予言だった。

「オニギリが、オニギリが、世界を滅ぼしてしまう」

 降って来たのは無数のおにぎりだった。瞬く間に辺り一面は戦争の後の荒廃となった。


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