※Ⅳ章で新たに登場したキャラクター
■サーヴァ
栗色の髪に褐色の肌をしたエルフ属の紳士。
ニースを子供のころから知っている。
ニースの亡父を当主様、亡母は奥様と呼び ニースのことを今でも坊っちゃんと呼んでいる。
恋人、両親と、次々に最愛の人を亡くしたニースに寄り添い、ルナールに引き継ぐまで現役の執事だった。
百歳を超えているが、そこまで年老いては見えない。
本名は別にあるが、ニースは賢い召使という意味で、昔からサーヴァと呼んでいる。
■オンサ
豹のような耳と尻尾を持つジャガー属の女性。
筋骨隆々とした体格で、人情味に厚い。
旧市街でパン屋を経営しているが、なかなか客が来ないのが目下の悩み。
パン職人としての腕前は確かで、出来上がったパンは非常に美味しい。
コワモテで怒りっぽいところがあるが、シュヴァルベ曰く、内面は乙女なのだとか。
■ミオ
山猫のような耳と尻尾を持つリンクス属のマダム。
年齢不詳だが、ニースとは旧知の仲であることから、世代が近いことがうかがえる。
マオという姉がいたが、戦時中に栄養失調になり、戦後すぐに亡くなった。
戦時中に姉を放置し、衛生兵として戦地へ赴いていたニースのことを、良く思っていない。
現在は旧市街で生活している模様。




