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無限の魔法使い  作者: 志野 勇希
3.襲撃
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9.戦利品


お風呂に魔法で井戸から水を貯め、魔法で沸かしてお風呂に入れるようにする。

と、換気を作るのを忘れてて、お風呂が湯気だらけに・・・。

すぐに、天井に穴を開け、地上まで通して空気穴にして、魔法で強制換気を行う。

空気穴は、まっすぐに地上につなげると雨漏りするので、

斜めに穴を開け途中で上下に分岐させる。


こうする事で、雨のような水は下に落ち、蒸気はそのまま上に上がるので、

雨漏りは防げる。

下に落ちた水は、そのまま排水溝を通って、地下水に流れるようにしておく。


それでも、結露とかは防げないので、天井を斜めにして水滴は、

部屋の端に落ちるように工夫しておく。


「アリス。ミーアを連れてお風呂に入ってもらえるかな?」

「お風呂?」

「部屋の中に水浴び出来る所を作ったんで、そこで水浴び一緒にしてあげて。」

「わかった~。」

「水は、温かくしておいたので気を付けて。あ・・・あとミーアの服も洗ってあげてね。」

「は~い。」

「ミーア行こ。」

「うん。」

ミーアを連れて、お風呂に行ってくれた。

ジャックは、まだ寝ているので大丈夫だろう。


次は、今回盗賊から手に入れた物の確認だな。

今回回収した奴らの人数は10人

・リーダー

・パン屋 蹴り男

・その他の兵隊 × 7人

現金は、合計で銀貨14枚、大銅貨38枚、銅貨42枚


リーダーが結構持ってたのは、マディの親の家から奪った物じゃないかな。

手持ち

銅貨 : 61枚

大銅貨 : 76枚

銀貨 : 16枚

大銀貨 : 5枚

銅貨100円換算で、74万2,100円になった。


パン屋や蹴り男は、普通の服のみしか着ておらず、服のみで下着も靴も履いてなかった。

雑魚の兵隊も、基本装備のみって感じだったが、

それぞれ武器に違う物を使っているようだった。

槍が1本

片手剣が4本

片手斧が1本

鉈のような剣が1本

それ以外には、全員短剣は持っていたようだ。

鞘が付いているのは3本あった。


リーダーの装備は、

片手剣だったが、明らかに高そうな装備でちゃんと刃が付いていた。

短剣も2本持っており、両方共鞘が付いていた。

防具が、固い甲羅で出来た装備になっており、動物の革で出来た物よりも頑丈そうだ。


それ以外には、木片を全員が持っていた。

あと、リーダーは冒険者ギルド証を持っていた。


靴は綺麗に洗って、使ってしまおう。

サイズは関係なさそうだしな。

服や下着も綺麗に洗って、シーツにしたり、空気穴用の虫よけフィルター代わりに使う。


装備品は、洗っておいて売ってしまえればと思う。

そういえば、防具屋ってまだ行ったことなかったな。どこにあるのかも知らないな。

皮で出来ているので、皮屋に持って行けばいいのかな?

甲羅の鎧も、どうすればいいのか分からないので、しばらくは亜空間の肥やしかな。

洗うべきものは、任せてしまうので、とりあえず洗濯場に山積みにしておいた。


「ハルト!出たよ~。」

「アリスは、新しいベッドを作る続きしてもらっていいかな?」

「は~い。」

「じゃあ、ミーアは髪切ってしまおうか。」

「髪?」

「うん。ミーアの髪を切って綺麗にしてあげようと思うんだけどいいかな?」

「綺麗になるの!うれしい。」

ミーアも浮浪児スタイルの髪型だ。

腰まで長く手入れもされずに、伸ばしておりやはり所々固まってしまっている。

金髪が角度によって緑になっていて、すっごく綺麗な髪なのにこれだと勿体ない。

ただ、残念な事にかなり上の方まで固まってて一回短く切らないとダメそうだ。

「う~ん。ミーアは短めに切るね。」

ミーアの髪を、ショートくらいまでカットしていく。

癖のないストレートな髪なので、切りやすい。


ミーアの目の色は、薄いブルーで聡明そうな顔だちをしている。

甘えたな年頃のミーアの、今の性格とは、あまりあわないのかもだが、

それはそれでアンバランスな感じがかわいい。


「よし、綺麗に切れたよ。

ジャックか起きたら、ミーアがわいくなっててびっくりするかもよ。」

「うふふ・・・。お兄ちゃん早く起きないかな。」


「魔法使い様。お食事の用意が出来ました。」

リルが、夕飯が出来たと声をかけてきた。

魔法使い様と来たか・・・。

それくらいの距離感の方がいいのかもな。

「じゃあ、リビングに用意しておいて」

「はい。」


マディも呼んでこよっか。

「マディ。」

「はい。」

「落ち着いたか?夕飯を食べよう。食べたらご両親を埋葬してあげよう。」

「はい。ありがとうございます。」


ジャックはまだ寝ているが、ジャック以外がリビングに集まった。

みんなで机に向かって座り、食事にする。

作ってくれた料理は、塩味のヘビ肉入りスープと、パンをスライスして火であぶった物だ。


味は、普通・・・いや・・・ヘビの臭みが結構あって、非常に食べにくかった・・・。

臭みを取る作業を教えてなかった。

それに、にんにくとしょうがの使い方説明してなかったな。

食えないほどではないんだが、失敗した・・・。次回までには教えておこう。


「じゃあ、改めて話をするね。

今日から、リルとマディが一緒に住む事になりました。

リルとマディは、とりあえず、食事、洗濯、掃除をやってもらう事になります。

アリスもミーアも手伝える時には手伝ってあげて。」

「はい。」

リルとマディは頭を下げて挨拶をする。


「次はミーアとジャックだけど、ジャックが起きないと、

ここで一緒に暮らすかどうかは分からない。

なので、ジャックが起きたら相談しよう。」

「うん。」

「今日は、一通り寝床は作ったけど、リルとマディのは簡易ベッドで、

悪いけど我慢してほしい」

「はい。」


「後、トイレが少し特殊なので、使い方は・・・アリス教えてもらっておいていい?」

「うん!」

「それと必要な物があれば言って貰えれば、手に入れてくるので、

遠慮なくいってほしい。」


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