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なにかの論理  作者: ゆり
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ハイパードライブ

既知の論理物理の範囲内で、光より遅く移動し、光より早く目的地に着く方法。


既知の論理[1]

エルゴ領域

カー解のブラックホール近傍のエルゴ領域では、時空がブラックホールに引かれて傾斜するため、領域内の空間軸の移動で時間軸の移動が出来る。


意味

一般的にはタイムマシンの実現方法と解釈されるが、実際にはこの時空とは時空軸が傾斜関係にある、別の時空を航行する事になる。


応用[1]

エルゴ領域で現空間と斜交した別空間を利用して、現空間の時間流と等速になるよう過去へ向かって斜めに航行すると、現空間から見ると時間を消費せずに空間を移動しているように見える。ただし、現空間とは因果律も別の空間を移動するため、因果律の破綻は発生しない。


既知の論理[2]

ウラシマ効果

(有名なので詳細略)


応用[2]

ウラシマ効果の利用により、移動体内部の時間流を低下させる事が出来る。


ハイパードライブ

応用[1]の方法で現空間の時間を消費せず、応用[2]により移動体内部の時間を併殺する事により、光より遅い速度で航行しながら、目的地へ光より早く到達する事が出来る。


制約事項

ハイパードライブの開始点と終了点には、それぞれエルゴ領域を持つブラックホールが必要となる。

従ってカー解のブラックホールはハイパードライブのインターチェンジの役割となる。なお、カー解のブラックホールは、最も一般的と推定されるブラックホールである。



展開

ハイパードライブ中に、現空間と斜交する別空間に遭遇した場合、ハイパードライブ角度と一致していた場合などには、別空間へ迷い込む可能性がある。

別空間では宇宙の進化が、現空間とは異なっているかも知れない。


懸案事項

斜交する別空間が現空間のエルゴ領域を持つブラックホールと交差した場合、想定外の事象が発生するかも知れない。

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