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みちのり、はやさ、じかん。

作者: なつめややごと

音速で 光速で

追い抜かしたいと思う

君と違うルートで

それが無理なら

ビリでもいい ゴールできれば


近道したら早く死ぬから

わざと遠回りしてるんです

言ってみた 笑われた

私はこう言い返した

つまらない顔をしている君を

笑わせてやったんだって


嘘だけど うらやましい

高速エンジンを持っている君が

嘘なんだけど あこがれる

風を裂くスピードでまっすぐ走れる君が


紙粘土で作ったエンジン

去年壊れた

消しカスを固めて作ったエンジン

即壊れた


進み方を知りません

エンジンの作り方も知りません

教えてくれる人も知りません


だから私は遠回りをするの

高速エンジンで燃え尽きる君にあげる

花を

途中で摘みながら

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― 新着の感想 ―
[一言] 読ませていただきました。 とってもリズミカルで読んでいて気持ちがいいです! すてきな作品だと思いました(^^)
[一言] なっち天才 V(^0^)
2013/08/20 21:59 退会済み
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