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夏の始まり

いつもと変わらない毎日。しかし、一つだけいつもと違っていることがあった。それは・・・・この暑さ。

午前7時現在の気温は31度を上回っていてこれからも暑くなる模様。


「こりゃ、だめだ……」


そんな中、一人の青年は今、立ち上がろうとしていた。


「よし……アイス…買いに行くか………」


そう、青年は毎日アイスを買うのを欠かさn……いや、違うだろ青年…………


「えぇと…あ、そっか……ついつい本音が台本よりも優先されちゃってね…」


はぁ……気を取り直してテイク2……


「………よし、とりあえず外…行くか……」


いつも毎朝のウォーキングは欠かさない青年は外の気温を想像し、落胆しつつも家賃4万円のアパートのドアを開ける………

「え…………」


ドアを開けたらそこには黒いサングラスを掛け、黒いスーツを着た黒人男性が立っていた。


「「貴方は選ばれました。貴方には支給品が届いています。」」


そう言うと何処に隠し持っていたのか気づかなかったがデカイ段ボール箱を渡してきた。


「「貴方は生き残る可能性を与えられました。詳しくは今日の1時にテレビを見れば分かるでしょう。」」


「いや、待て。意味が分からない……っておいっ!」

そう言ってる間に男はいかにも高そうな外車に乗って何処かに行ってしまった………


「ったく……近頃は意味分からない奴らばっかりだな………ん…?」


気付いたらドアのところに長さ1mくらいの細長い段ボールの箱が立て掛けてあった。

「あの人の忘れものか…?ま、いっか…多分支給品とやらの一種だろ……」


この青年は物事を都合よく考えるスペシャリストなのである。


「あぁ…今日はウォーキングは中止だな……とりま箱の中身、見てみるか」


そう言って切り替え良く部屋に戻っていった。


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