ある三國志の1コマ
ある日、呂布が魔法の鏡に尋ねた。
「鏡よ鏡、答えちゃって。Who's the best?」
鏡が答える。
「I'm the best……じゃなくて、呂布様が一番です。Oh yeah!!」
呂布は満足そうに胸を張りながら言う。
「生身のまま行けるとこまで、行くぜ!」
そして彼は、敵の城へ一人で突撃。
門を蹴破り、兵たちをなぎ倒し、ついに城主の前に立つ。
城主が震えながら聞く。
「なぜ、わざわざ一人で来た?!」
呂布は獰猛な顔に微笑みを浮かべながら答える。
「To the next…っつってんだろ。次へ次へと進むのが俺の流儀さ。」
城主が絶句する。
「……流儀って言うかそれ、ただの無謀じゃねえか。」
そして呂布は城主の脇をすり抜けて階段を駆け上がりながら叫ぶ。
「To the 1番上ぇぇぇ――――っ!」
ついに城の屋上に飛び出し、空に向かってガッツポーズ。
「 Bling-Bang-Bang-Born~!Bling-Bang-Bang-Born~~~!!」
その瞬間、雷が鳴り、呂布の兜に直撃。
焦げた呂布がつぶやく。
「……鏡さん、ちょっと言いすぎたかも」
バタッ。
鏡の声が遠くから聞こえる。
「ごめん呂布様!次はYou'd better stop listening to stuff like that.(そういうことを聞くのは止めておいた方が良い)にしときます…」