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てるてる坊主

作者: うずらの卵。

僕の家は金持ちだ、高い塀に囲まれた屋敷で、パパは警察のお偉いさん、ママは専業主婦だ。

そして、僕の趣味はてるてる坊主作り。

これだけ聞くと、僕は恵まれてると思うかもしれないけど、僕は小学校で虐められている。

理由は僕の容姿なんだ。

顔はガマカエル、体型はドラム缶、慎重はチビ。更に性格は暗いを通り越して真っ暗なんだ。話すとボソボソ。だからクラスメイトから虐められている。特に健太と幸一と和也の三人には毎日虐められているんだ。

そんなある日、いつものいじめっ子三人組にお金を持って来いと言われたんだ。

僕はお金は家に有るから、今日は親も居ないから取りに来てと言った。

三人はニヤニヤしなが行くよと言った。

僕は今日趣味のてるてる坊主を作る事にした。

そして学校が終わり、帰りに四人で僕の家に向かった。

家に着くと三人を僕の部屋に通したんだ。

あまりにも大きな屋敷にいじめっ子の三人は驚いてた。

そして、部屋に入ると三人は金を早く寄越せと言うから、その前にジュース飲んでと三人の前にジュースを置いた。

三人はジュースを一気に飲み干し、少し経つとうつらうつらし始めて寝てしまった。

このジュースには睡眠薬が入っていたんだ。

そこに使用人が二人入って来て、寝ている三人の頭からシーツを被せ、その上から首の所にロープを巻いた。

これで、準備オッケーだ。

僕は急いで庭に出て、二階の僕の部屋のベランダを見上げた。

すると、使用人が1人づつ担いで、首に巻いたロープのもう片方をベランダの手すりに結び、シーツを被せたいじめっ子達を次々手すりの外に放り投げた。

すると、いじめっ子達はベランダの手すりの外側に首吊り状態でぶら下がった。

首の締まる苦しさに目が覚めたのか、手足をばたつかせもがいていた。

そこに、外出していたママが帰って来た。

「あら、新しいてるてる坊主作ってたのね」

と言いながら苦しんでいるいじめっ子達を眺めていた。

そして、段々いじめっ子達の動きが鈍くなり、動かなくなった。

「やったー、新しいてるてる坊主出来たー」と僕は歓喜の声を上げて喜んだ。

ママは「じゃ、てるてる坊主も出来た事だしケーキ買って来たから食べましょう」と、言った。

そして、ママは使用人を呼び「まだ庭に埋める所有るかしら?」と、聞いていた。

使用人は「大分埋めましたから。そろそろ埋める所を別の場所に作った方が良いかと」と言っていた。

僕がママに「てるてる坊主埋める所無いの?」と聞くとママは「大丈夫よ、後はパパが全てうまく処理してくれるからね」と、言ってくれたんだ。

僕はてるてる坊主をもっともっと沢山作っていいんだと嬉しくなった。

パパママ大好き。


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