40 俺、無事にムニエを見つけるも、その道中で軽く死にかける。
適度な言い訳を作れなかったので、俺は黙って向かうつもりでいた。正確な表現をすれば、ヌザリーマたちに報告をすれば、翻意するように説得されてしまうと考えたのだ。その場合、俺の知性では自分の主張を維持できない。
キッシンジャーに悟られないよう、俺がソーニャに小声で、2人から離れることを伝えれば、彼女もまた声を抑えたうえで反論して来る。
「正気かよ、兄貴!」
迷宮の種明かしをされている俺と違って、ソーニャにとって⦅アネモネの大洞窟⦆は未知の領域だ。おまけに、彼女には拳闘士という立派な夢がある。いくら安全が保障されているからといっても、同行を無理強いすることはできない。
俺は1人でも向かうこと、その場合には、魔石の灯りを譲って欲しいことをソーニャに伝える。
「心配しないで。たとえ俺が死んだとしても、ドロシーはちゃんとソーニャに、8000枚の金貨を払ってくれるから。その辺の対応は生真面目だと思う」
相手がドロシーなだけに、主人が死んだら即行でチェンジ、という可能性も拭えないのだが、それでも事務的なことはしてくれると信じたい。
「そういう問題じゃねぇだろう!」
言って、ソーニャが自分の後頭部をかきむしる。性格どおり、イライラは態度で表現するタイプのようだ。
ほどなくして、諦めたようにソーニャが呟く。
「ここで兄貴1人だけを行かせるわけにはいかねぇよ。俺も行く」
「本当? ごめんね。帰ったら、何か奢らせて」
モンスターは現れないので、その点の心配はいらなかったが、なにぶん洞窟が暗いので、1人で行くのはやっぱり心細かったのだ。ソーニャが一緒に来てくれるなら、俺としても安心できる。
足音を立てて気がつかれないよう、俺とソーニャはゆっくりと別の道に入っていった。
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まもなく、ゼンキチはどうしているのだろうと、ヌザリーマが後ろを振り返った。自分が連れて来てしまった手前、ゼンキチを無事に返さなければならないという、責任感からの行動だった。
しかし、2人の姿は見えない。
自分たちが早く歩きすぎてしまったのかと、ヌザリーマは背後を凝視してみたが、闇が広がるばかりで、ゼンキチが持っているはずのライトは、一向に見えて来ない。
「待って! 2人がいないよ」
慌てて声を上げるヌザリーマ。
キッシンジャーも彼女に駆け寄り、魔動具で周囲を照らしてみるが、ゼンキチたちの気配は露ほども掴めなかった。
「クソっ……だから離れるなといったんだ」
探しに行こうとするヌザリーマを、キッシンジャーが手を引いて止める。
「無理だ。これ以上、遭難者を増やしたくない。あくまでも今回は、そなたから助言を得るためのもの。本格的に救助を始めるつもりなら、こちらとしてももっと人員を増やしたい。準備のための時間もいるだろう。……それにまだ、迷子になったとは限らない。糸に沿って、出口に戻っただけかもしれないではないか」
ゼンキチたちが、2人だけで先に帰るつもりであったならば、戻る前に、その旨を伝えて来るに違いない。そう思ったヌザリーマだが、言い争っても現場の空気を悪くするだけだろうと、キッシンジャーに反駁することはしなかった。
惜しむように暗闇の奥を見つめたヌザリーマが、ぽつりと後悔の念を漏らす。
「ごめん……。僕が誘わなければよかったのにね」
独り言ちた声は、ゼンキチはもとより、キッシンジャーにも届くことはなかった。
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ためらいなくどんどん進んでいく俺を見て、ソーニャが呆れたように感想を呟いた。
「すげぇな、兄貴。大金をぱっと平気で出せるところや、お供の者が2人もいたんで、俺も只者じゃねぇとは思っていたんだが……まさか、ここまでの胆力を持っているとは予想外だぜ。俺にゃ、そこまでの覚悟がねぇよ。拳闘士を目指す者として、俺も見習わねぇといけねぇな」
感激しているところ悪いが、単にスキルの指示に従っているだけだ。俺の勇気なんて、実際のところはカスみたいな量しかないだろう。
「えぇと……どうだろう。虫の知らせみたいなものだよ。こっちに行ったほうがいいって、直感で分かるんだ」
「へぇ。てっきり俺はスキルなのかと思ったぜ」
なんでもないふうにソーニャが言い返す。
白状するタイミングとしては、あとから見ても、ここが最適だったとは思うのだが、がっかりされたくなかった俺は、ついついごまかしてしまう。
ステータスはゴミ。
顔だって問題外。
性格は人並みかもしれないが、女に甘いというのは、客観的な評価としても、決して褒められたものじゃないだろう。
どう贔屓目に見たって、俺には世界攻略指南以外に、自慢できる技能が1つもないので、正直に打ち明けることが心理的に難しかったのだ。金を手にしたのだって、元を正せば俺の力じゃない。
黙々と歩き続ければ、目の前に3人組の男たちが現れる
……ムニエか?
それにしてはいささか早いように思ったのだが、それは気のせいではなかった。
俺たちの前に姿を見せたのは、山賊。ムニエたちではない。
思ってもみないごろつきの登場に、俺は度肝を抜かれてしまう。
「へへっ。あの女の言っていたとおりだ。本当に町のほうに出やがった」
「なんだ、アベックか? ちょうどいい。お前たち、西親川の町まで案内しろ。そうすりゃ、命までは奪わねぇでおいてやるよ」
下卑た笑い声を発しながら、山賊は俺たちを舐め回すように凝視する。
腰を抜かした俺とは対照的に、ソーニャは煙たがるようにため息をついただけだった。
「アホ臭ぇ……いいから、やるならさっさと来い」
俺の襟元を掴んで、庇うように後退させたソーニャが、1歩前に足を出して仁王立ちで構える。両腕は腰のポケットに入れたままだ。格闘のセンスこそあれども、ほとんど丸腰に近い。
沸点の低い男たちは、ソーニャに煽られただけで眉間に青筋を浮かべる。
「クソがぁ! もう女だからって容赦しねぇぞ!」
それぞれの得物を取り出して、山賊が一斉に臨戦態勢を取る。
先手必勝。
軽く跳躍をして弾みをつけたソーニャが、手前の男に狙いを定めると、的確にこめかみの部分を足で蹴とばした。
態勢を大きく崩した男が、真横に吹き飛んでいく。
あいにくと、ここは洞窟内。戦うためのリングの上じゃない。
衝撃を吸収するクッションなんてありはしないので、男は思いきり岩石に体を打ちつけていた。
「ぐっ……」
漏れる苦悶の声。
あの様子では、もう起きあがれないだろう。
そのまま、ソーニャは勢いを殺すことなく、軸足を変更。裏拳の要領で、華麗に後ろ回し蹴りを決めて、もう1人の男についても問答無用で気絶させていた。
残った山賊は、たったの1人。
目の前で仲間が瞬殺されたというのに、逃げださなかったこいつの蛮勇を褒めるべきなのか。それとも、尻尾を巻いて簡単に逃亡できるほど、⦅アネモネの大洞窟⦆が易しい場所ではなかったことを、憐れむべきなのか。
いずれにせよ、男はソーニャに対して果敢にナイフを振るう。
だが、難なくいなされると、男の腹にソーニャの強烈な膝が入った。
悶絶。
体を折り曲げて、男がその場に座りこむ。ナイフも持っていられないようで、すでに手放していた。
流れるような動作で、ソーニャが男の鼻を砕く。低い姿勢だったとはいえ、後頭部から地面に激突した男は、呆気なく昏倒していた。
立ちあがった俺が、抱きつくようにしてソーニャの腕を握る。
「ソーニャ先生! マジで感謝しています! 危うく、俺は死ぬところでした」
完全に油断していた。
よもや、こんなでたらめな場所に山賊が出るなんて。
ソーニャと別れて、もしも1人でこいつらに遭遇していたらと思うと、恐怖に身震いしてしまう。
「兄貴……さっきまでの勇ましさは、どこに行ったんだ?」
見損なったと言わんばかりに、ソーニャは俺のことを白眼視して前に進もうとする。
だが、こいつらを放置して向かうわけにもいくまい。
……やべぇ、名前を聞く前に倒しちゃった。
まぁ、自分にソーニャの戦闘を、途中で止められたとは思えないので、これについては気にしない方向で行くよりないだろう。
「兄貴なら、また戻って来られるんだろう? ほかのやつらと、合流してからのほうがいいんじゃねぇのか」
名前を知っていれば、それもできただろうが、この場所を暗記しておくことは俺には不可能だ。せめて、キッシンジャーたちと再会したときに、事情を証明できるよう、1人くらいは連れていきたい。
「人質の代わりかな。それなら、万が一ほかの2人が意識を取り戻したとしても、安心でしょう?」
俺のいかにもな理由に、ソーニャは不承々々作業に取りかかる。男たちの洋服を紐に見立てて、相手の自由を奪ったのだ。
拘束を終えると、ソーニャが男を引きずって歩きだす。
「……そういえばさ、拳闘士って足を使う職業なの?」
西親川の町に来るまでの道中で、俺も軽くだが、拳闘士について調べてある。
スポーツに詳しくないので、俺の解釈は間違っているかもしれないが、拳闘士はプロのボクサーのようなもので、拳で競っているんだとばかり思っていた。
だが、ソーニャはドロシーに食ってかかったときも、使ってみせたのは足のほうだ。
「……逆だ。拳でしか相手と戦わねぇからこそ、俺たちは外で殴っちゃいけねぇんだよ」
「なるほどね。専門家だもんね」
だが、その感想はどうやら的外れだったようで、ソーニャは決まりが悪そうに、自分の首元をぽりぽりとかいていた。
それからは、山賊に遭うこともなく、もちろん魔物とも鉢合わせずに、俺はムニエのもとにたどり着いていた。
俺を見るなり、ムニエがはっと息を飲む。
「君は……昨日の」
どうしてお前がここにいるんだと言いたげだ。
その様子を見る限り、まだヌザリーマたちとは出会えていないのだろう。
「キッシンジャーさんが、お2人の捜索に来ています。僕は……まぁ、なりゆきですかね。合流できてよかったです。早く戻りましょう。どうやら、ここには賊も出るようですから」
そう言って、俺はソーニャが引っぱって来た男を、2人の視界にさらした。
狼狽したようにムニエたちは顔を見合わせていたが、このときの俺はまだ、その言動の意味するものに気がついていなかった。
撤退。
ヌザリーマの現在地も把握できる俺にしてみれば、帰路も容易なものだったのだが、さんざん迷子になっていたムニエたちの不安は、とりわけて絶大なものだったらしく、前方に光るライトが現れたときには、分かりやすい安堵の息を漏らしていた。
遠くに見える金髪のショートカット。
間違いない。ヌザリーマだ。
すぐに向こうも俺たちに気がついたようで、慌ただしく、ヌザリーマがこちらに走って来ていた。
「もう! すっごく心配したんだよ! 僕が連れて来ちゃったせいだって……」
ヌザリーマがぽかぽかと俺の肩を叩く。かなり手加減しているようで、俺のクソ雑魚ステータスでも痛くはない。
「いや、俺が勝手に行っただけだし、それは気にしなくても……」
言いながら、その考えが無茶であることを俺も理解していた。
通常の神経をしていれば、少なからず罪悪感を抱くだろう。それをするなというほうが、ちょっとどうかしている。
……あれ、イケメンってこんなにいいやつだったっけ? もっと、いけすかないクソ野郎のイメージだったんだけど。
男前の人間から、軒並み嫌われていた自覚のある俺としては、ヌザリーマの対応に驚きを隠せない。
再開の喜びがひとしきり静まると、キッシンジャーが、ムニエたちの引きずる山賊を見咎めていた。
「それは……?」
釣られて視線を動かしたヌザリーマは、そこで初めて山賊に気がついたようで、びっくりして尻もちをつく。
見かけによらず、天然な面があるのかもしれないと、俺は微苦笑を浮かべながら、自分の手を差し出した。
頬を赤らめながら俺の手を握るヌザリーマをスルーして、ムニエが簡単に事情を話す。そのまま俺に代わって、簡潔に説明をしてくれるようだった。
「俺たちが捕らえたわけじゃないんだが……」
立ちあがったヌザリーマのもとに、女が駆け寄って来る。たしか、名前はチェリーニといっただろうか。
「ヌザリーマちゃんも来ていたんだ」
「はい。自慢じゃないですけど、僕も結構⦅アネモネの大洞窟⦆には詳しいので」
チェリーニのハイタッチに、元気よくヌザリーマが応じる。
単に可愛がって呼んでいるだけなのかもしれないが、俺はヌザリーマに対する呼び方が気になった。
……ちゃんづけ?
俺が訝しんでいると、チェリーニが目をぱちぱちとしたあとで、にやりと性格の悪そうな笑みを見せる。
「あれ、知らなかったの? そうだよ。ヌザリーマちゃんは女の子だよ」
まさか、そんなはずはないだろうと、俺がヌザリーマのほうを見やれば、イケメンが照れくさそうに頬を指でいじっていた。
「……マジで?」
「う、うん……」
……やべぇ、完全に男だと思っていた。
言われて、これまでのヌザリーマを振り返ってみれば、彼女の言動は、かなり可愛いものだったかもしれない。
道化になりながらも、必死で少女を喜ばせるラッシュを恰好いいと思ったり、イケメンと言われても、あまり嬉しがっていなかったりしたのは、まさしく女の子だからだろう。ドロシーやスザクたちのせいで久しく忘れていたが、ヌザリーマには、女の愛らしさがぎゅっと詰まっている。
……まぁ、胸は全くといっていいほどないんだけどな。
男と見間違うくらいのサイズだ。皆無という表現でもさしつかないだろう。
そんなことを俺が思っていれば、突然、ヌザリーマが俺の肩をがしっと掴んだ。
「ねぇ、今すごく失礼なことを考えなかった?」
「な、何も考えておりません!」
ドロシーに匹敵する勘のよさに、俺は恐怖を覚えながら首をぶんぶんと横に振る。
キッシンジャーの咳ばらい。
俺たちを黙らせつつ、みなの注目を自分自身へと向けていた。
「賊のおかげという言い方はあれだが、これで、町の外にまで繋がるルートの存在が明らかとなった。俺たちの危惧していた事態だな。こうなっては、洞窟の入り口を封鎖するのもやむをえないだろう」
……そうか。全く気がつかなかった。こいつらは兵士の検問を受けていないんだ。
西親川の町に入るためには、必ず関所を通る必要がある。この仕組みがあったからこそ、町の治安が守られていたことは否めないだろう。事前に危険な人物を排除することができるのだ。関所の存在は大きい。
だが、もしも⦅アネモネの大洞窟⦆に、外へと繋がる隠された通路があるのであれば、この安全はただちに崩れかねない。洞窟の出入り口は1つとは限らないのだ。それに伴う見回りの強化など、ギルドにかかる負担は、これまでの比じゃない。そう簡単には人員を増やすこともできないはずだ。
だが、ヌザリーマはキッシンジャーに言い返す。
元々、彼女はこういった古代からの遺物に関心があって、マイ=ゲイに協力していたのだ。調査が進まないどころか、中断されるとあっては怒るのも当然だった。
「ちょっと待ってよ。貴重品は? この洞窟には、古い時代の物品が存在するかもしれないから、ギルドのほうで探索をしてくれるっていう、話だったじゃないか!」
キッシンジャーとしても、強硬策に出るのは不本意なのだろう。
苦しげに顔を歪ませていた。
「……。そなたの気持ちは分かる。だが、町の安全のほうが優先だ。……俺だって、できるならば避けたいさ。ここの洞窟も本来は貴重な町の財産だ。よそから探検に来る者だって時折はいる。残せるならば残したい」
ヌザリーマにとってはとても大事なことのようで、追及こそしなかったが、わなわなと体を震わせていた。
……どうするべきかね。
もちろん、心情としてはヌザリーマの味方でいる。世界攻略指南であれば、問題を解決することもできるだろう。
だが、それだと今日明日では終わらない恐れが高い。
冗談抜きで、今の⦅アネモネの大洞窟⦆は狂ったような広さだ。この現象に真正面から挑むならば、こちらも相応の時間を、ベットしなければならないことは間違いない。
俺が口を挟めずに悩んでいると、あくびをしながらソーニャが山賊のほうを指さしていた。
「色々と議論しているところ悪いんだけどよ、ひとまずは、こいつに吐かせりゃいいだけなんじゃねぇの?」
「……」
山賊を使うというのは盲点だった。キッシンジャーでさえ、思いつかなかったようで、口を開けずにぱくぱくとしている。
どのみち事情を聞いてからのほうがいいだろうと、洞窟を封じてしまう案は留保される運びとなり、ヌザリーマはソーニャに謝辞を述べていた。ヌザリーマのストレートな好意を前に、ソーニャがちょっとうろたえている。
無事にムニエが見つかったので、俺たちは⦅アネモネの大洞窟⦆をあとにする。
本当は、まだ中に山賊が2人残っていたのだが、仲間の救出を条件にすれば、捕らえた男が口を割ってくれる公算も高くなる。これからの力業は、痛々しくて積極的には目撃したくないので、ギルドの人たちに任せよう。
「ありがとう……」
ヤノビッツ書肆にまで戻って来ると、ソーニャが俺の手を取って礼を述べていた。
「名前を聞いてもいいかな?」
「俺の?」
「うん」
「ゼンキチ」
手を離したソーニャが、物思い耽るようにして唇に指をあてる。
「そっか、ゼンキチっていうのか。……ゼンキチ、いつか僕は今日のことのお礼をするよ」
「そんなのいいって。素敵な本も紹介してもらっているんだし」
俺としてはイケメンの男を助けたつもりでやったのだ。
それが、実は恰好いい女でしたというだけでも、かなりの得をしている。むしろ、金を払ってもいい。
「それより、もう手助けはいらないの? 別に、俺でよければ最後までつきあうよ?」
長居はあまり嬉しくはないのだが、協力を必要としているならば全力で応えたい。スザクだけは目の届く場所に置いておきたいので、その場合は、ドロシーに俺と別れてもらって、ソーニャの王都までの案内を任せる形になるだろうか。
覚悟を決めてヌザリーマに尋ねたつもりだったのだが、彼女は口元に柔らかな笑みを浮かべて、かぶりを振る。
「いや、この町のことはなるべく自分たちでやりたいんだ」
「そっか……分かったよ」
俺はうなずいてヌザリーマを見返した。
まだ日は高い。
残った時間で、詐欺についても一応調べたほうがいいだろう。しばらく、ギルドは⦅アネモネの大洞窟⦆の件に、かかりきりになるだろうから、こっちくらいは俺がどうにかしてやりたい。
ヌザリーマと別れた俺は、グラントリーの札の情報を集めることにしていた。
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次回作へのモチベーションアップにもつながりますので、なにとぞよろしくお願いいたします。(*・ω・)*_ _)ペコリ




