ある神と魂の会話
とある白い空間に神聖そうでありながら邪悪そうでもある魂と人が見れば全員が全員美しいと声を揃えるであろうほどの姿の少女がいた
「やぁ、僕の狂った信者君。久しぶりだね?」
「マイゴット、お久しぶりです」
「おや?乗ってくれるんだね、今までは乗らなかったのに」
「乗るべきかと思いましてね、拗ねるでしょ貴方は」
「んーそれはそうだけどさぁー、言われるとつまらないな〜」
少女は浮きながら口を尖らせ魂に不満を言った。それに対して魂は呆れるように言った
「そんなこと言うのであれば私を消せばよろしいのでは?絶対神よ」
「それはしない!僕は君を気に入ってるし好きだからね♪」
「……惚れますね」
「嬉しいこと言うね♪」
少女はその魂の言葉にとても喜び見る者の目を焼き尽くせる程の笑顔を浮かべた。
「……今の姿に目がなくて本当によかったと思いましたよ、身体があったら目が燃えましたね」
「そう?なら身体無くてよかったね〜」
「ですね……そういえばマイゴット今回はまた何故俺が魂に戻ってるんですか?」
「それはね〜、君が転生するからなんだよ‼︎」
デデンッ‼︎と口で効果音(無駄に上手い)を出しながら言い切った神に対して魂は呆れた眼差し(眼はないが)を送った
「またですか?」
「そうだよ‼︎」
「……勇者に始まり魔王、天使に悪魔、商人をしたかと思えば魔物になり、果ては擬似神まで成りましたよ?これ以上何に成れと?」
「ふっふっふ〜今回はね、君のもといた世界に君として転生させるよ♪」
「俺として、ですか」(あんまり記憶ないけどたしかあそこは今までみたいにドンパチするような世界じゃなかったよな、なら良いな)
「あっ、言うの忘れてたけど君の名前は『白鷹 昏斗』になるからよろしくね、やっぱ私のセンスっていいよね」
「その通りですね」
「ムー反応つまんないな〜……まぁ、君の世界は元々面白いんだしテコ入れ要らなくて楽だから許すよ」
「おいマイゴット、それはどうゆうk「じゃあ転生を始めるね〜」おい‼︎説明を‼︎」
魂……もとい白鷹 昏斗の悲痛な叫びは白い空間響かずに消えた。
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