表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私は物語から逃げます  作者: レイ
98/120

罰ゲームは嫌です

それからしばらくして、皆で宿の外へ出て島の探索をすることになったのは良いんだけど。

普通に回るのは面白くないとか言い出した人が1名居ましてですね。



「良いかい? ここに宿特製のスタンプラリーのカードがある。 ここに書かれた場所を見つけ、制限時間の間に一番早くスタンプを押せた人が勝ちっていうのはどうだい? あぁ、言っておくが、僕もこのスタンプラリーのカードの存在はさっき知ってな。どこに何があるのか場所は知らないから君たちとほぼ同じ状況であると考えてくれ。 因みに一番集められなかった奴は罰ゲームな」



マジですか。

ゲームの中でそんなの出てこなかったし、細かな場所まで書かれてなかったから分からないよ。

イタズラ王子の考える罰ゲームとか恐ろしすぎてやりたくない。



「罰ゲームって何させるつもりだよ」



「それはなってみてのお楽しみさ」



「怖いな…」



「だな」



ログとライド君に同意します。

誰も罰ゲームとかやりたくないでしょう。



「制限時間はそうだな、今から3時間。 待ち合わせは今いる宿の前ってことで」



「ねぇ、協力するのってありなの?」



ローゼン良い質問。

出来れば協力したいよね。

少しでも罰ゲーム阻止するために。



「そうだな… 女子は許可しようじゃないか」



こういう所は紳士だよね、イタズラ王子。

質問したのがローゼンだったからかもしれないけど。



「さぁ、良いかい。 スタート!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ