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私は物語から逃げます  作者: レイ
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やりたいこと

島に行く方法、それは豪華客船のようです。

それも貸し切りの。

え、主人公のときこんな大きくて豪華な船に二人っきりで行ったんですか。

贅沢過ぎるでしょ、流石王子様。



「凄い…こんな高そうな船初めて乗ったわ、あたし…」



「私も…」



そうだよね、ローゼンもアリアも良いところのお嬢様だけど、こんなスケールが桁違いな乗り物乗ることないですよね。

ロワールちゃんは何となく乗ったことありそうだわ。

何あのシャンデリア。

ドラマとかで出てきそうな奴、生で初めて見た。



「そういえば、これからの予定とか決まってるのか?」



お、よくぞ聞いてくれましたライド君。

気になりますよね。

きっとイタズラ王子の思い付きに振り回されることになるだけな気がするけど。



「ん? 特に決めてないぞ」



「そうだろうと思ったよ」



あぁ、完全にライド君呆れちゃってるじゃないか。

今回向かっているタナ島は、イタズラ王子のお父さん、つまり国王の知り合いが島を買い取り宿を営んでいるんだよね。

その宿なんだけど、今回リニューアルオープンをさせるのにオープン前に泊まって感想を貰える人たちを探しているらしく、そこへイタズラ王子のお父さんに話が入り、息子であるイタズラ王子へと話が行った流れ。

宿には露天風呂や豪華な料理があり、海は綺麗だし、夜空も綺麗で最高な場所らしい。

そう主人公が言ってた。

その描写がないから実際の所は分からないけどね。



「ある程度予定立ててた方が良くないか? ただただ1週間だらだら過ごすのも勿体ないだろ」



「それもそうだな」 



ライド君って真面目だよね。

しっかりしているというか。

流石ルーシス様の弟。

それに同意するのはやっぱりログよね。



「ある程度何をするかは決めておいた方が楽しめるかもしれないね」



「そうだな、1人つずつやりたいことを言っていくのはどうだろう」



兄弟仲が良いですな。

意見が合ってるじゃないですか。



「シンキングタイムと行こうじゃないか!」



ということで意見をいう流れになったとは良いんだけど、どうしようかな。

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