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私は物語から逃げます  作者: レイ
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心を無に

沢山の閲覧、ブックマーク、評価を誠にありがとうございます。

皆さんのおかげでここまで更新が出来ています。

本当にありがとうございます。


更新は一旦ここまでとなります。

また時間を改めて更新致しますので、その際もよろしくお願いいたします。

その後は流れに沿いながら何とか2人で車の所まで戻り、車に乗り込みました。

2人してほっと溜息を吐きつつも、何故か手だけは車を降りるまでお互いに離しませんでした。



「ふぅう…」



無事屋敷に到着し、客室に入るなり大きなため息が出ましたよ。

まさか買い物に行ってあわよくば花火見れるかもとか思ってましたが、まさかこんなことが起こるなんて誰が思いますか。

思いませんよね。

それにしても、前からずっと好きだなぁと愛しちゃってるな、とか思ってたけど、何だろうこの、好きだなって気持ち。

恋に落ちてたのに更にまた恋しちゃった感じ。

ダメだよね、こんなの。


何で私、主人公じゃなくてシェリーなんだろう。

主人公だったらルーシス様を幸せにできたのに。

せっかくいいイベントが起きたっていうのに悲しくなってきたよ。


何というか、恋したのに失恋確定みたいな。


あぁ、私だけのルーシス様に『君が好きだよ』って言って欲しい。

それだけで元気出るから。




翌日。

前日の影響で眠れませんでしたよ。

あぁ、眠い。

学校なくて良かったよ、本当に。

こんな寝不足で学校行ってたら寝てたわ。

いくら部屋に閉じこもった生活をしているからってこのまま寝て過ごすわけにもいかないわよね。

部屋から出ないにしても体は動かさないと鈍るわね。



何でか目を閉じると昨日のルーシス様の表情が目に焼き付いて離れないんだよね。

あんなスチルとかなかったのにさ。

こんなじゃ今晩も眠れないよ、全く。

ルーシス様にはご自分の顔の良さを把握して欲しいよね。

顔だけじゃないけど、良い所。



「さてと、部屋の掃除でもしますかね!」



いつまでも考え事してたらまたジメジメし始めちゃうわ。

こんなときは心を無にして掃除よね。

さぁ、お借りしてる客間を綺麗にしましょう。

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