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私は物語から逃げます  作者: レイ
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可愛い子発見

「大丈夫ですか?」



隣の女の子にハンカチを差し出され、迷いなくお借りする。



「ありがとうございます、何でだか涙が止まらなくて」



きっと彼が尊いからね。

そうに決まってるわ。



「そうだったんですね、良ければそちらお貸ししますので」



「本当にありがとうございます… 新しいの買って返しますね」



何て心優しい女の子!

主人公以外にもこんな素敵女子がいたなんて!

と横を見たら人形のように可愛らしい女の子が隣に座ってました。

まるでフランス人形のようだわ。

あれ、でも何かこの顔どこかで見たことあるような。

そう2年生になって主人公が友達になる、そうロワールちゃん……ロワールちゃん?!


なんてこった…主人公の未来の友達じゃないですか。

このままじゃ友達の友達になっちゃうじゃないの。



「どうかされましたか?」



首を傾ける姿も声も素敵。

めっちゃ可愛い。

もう、主人公と友達になるのは危険だから嫌だけどこの子とはなりたいわ。


ライド君、この子なんてどうよ。

めっちゃ良い子よ。

主人公の側にいていつも元気付けてくれる良い子なの。

今のところ私のおすすめ。

2人が付き合ってくれたら嬉しいけど、私はちょっと全面的に表だって介入するのやめておこうかしら……

動くなら秘密裏に動こう。



「いいえ、何でもありませんよ」



本人の意思とは全く関係なく決める私であったってね。

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