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私は物語から逃げます  作者: レイ
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予定を組もう

「なぁ、君たち! 夏休み何か予定はあるか?」



皆さんはある程度勉強を進めていたであろう頃、もちろん私は隣が気になって勉強所ではありませんでしたよ、はい。



「もしなければ、父さんの知り合いが営んでいる島に行かないかい?」



あれ、そのイベントってイタズラ王子ルートの8月イベントで主人公がイタズラ王子に呼ばれて一緒に島に行くっていうそれじゃないてすか?

まさかのこの大人数で行くつもりかい。

私的には面白そうで良いけど、良いけど…。

居候の分際で遊びに行くとか、どうなんですかね。

ただでさえ、衣食住の提供を無料でして貰ってるのに。



「良いな、面白そうだし行こうかな。 アリアはどうする?」



「わ、私も行って、良いのなら、行きたい、です」



「アリアが行くならあたしも行こうかな」



「私も行きたいです」



「行こっかな… 楽しそうだし」



ルーシス様以外全員今のところ参加。

そのルーシス様は少し考え込んだ後に。



「行こうかな。 シェリーさんも一緒に行こう」



まさかのルーシス様からのお誘い。

良いの?

部屋にいるだけで、全く働いても居ない人物が旅行に行ってしまって。



「……はい」



まぁ、私がルーシス様からのお誘いを断れるわけないじゃないですか。

申し訳ないと胸の中では何度も謝りながら返答しましたよ、ええ。



「よし、決定! テスト終わってからの楽しみが出来たな」



ソウデスネ。

イベント作成ありがとよ、イタズラ王子。

でもね、そのイベントより先にテストと花火大会があるんですよ、イタズラ王子君。

イベントだらけだね。

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