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私は物語から逃げます  作者: レイ
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出場競技

さて、何の競技に出るかな。

ルーシス様ルートの場合、1年生はリレーを選択するとイベントが始まるのよね。

どんなイベントかというと、応援団長の格好をしたルーシス様が走っているときに名前を呼びながら応援してくれるのです。

何と素敵なイベント。

ただでさえ、その格好が最高なのに名前を呼んでくれて応援してくれるなんて…もう御馳走様です。

でもそれって同じクラスメイトだから応援してくれたんですよね、違うチームの応援とかしないですよね。

シェリーの場合、違うチームなのでそんなイベント発生しないじゃないですか、イヤだぁ。

主人公が目指しているマージュルートは、男女混合の二人三脚で1位を取るっていう内容だったな。

それは見ること出来そうね、今までイベントをちゃんと見たことってなかったし。



「シェリーさんは何の競技に出られるんですか?」



「私は玉入れに出ようかと思ってます。 ロワールさんは?」



「私は借り物競争に出ようかと」



おぉ、借り物競争。

絶対に変なもの引きそうだから選ばなかったのよね。

ロワールちゃんに変なもの当たらないと良いけど。

あ、何故私が玉入れを選択したかと言うと、入れるように見せかけて攻撃できたりするでしょ。

玉入れって。

誰に攻撃するつもりって決まってるじゃないですか、当日勝負を突き付けてくるであろうリリーですよ。

シェリーが本来やってたからこの場面はリリーがやるんでじゃないかしら。

あ、良い子は真似しちゃダメよ。

投げた玉は籠に入れましょうね。



「他のクラスの皆さんとは別々のチームになってしまいましたね」



「そうですね…」



そうだ、味方は同じクラスのロワールちゃんだけでアリア達は全員敵だ。

そう考えると寂しいな。



「せめて、皆さんとお昼は一緒に食べたいものですね」 



「そうですね…」 



仲良くお昼か、良いなそれ。

そういうときこそキッチン借りてお弁当作りたいよね。

あぁ、何故家がないのだ私。

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