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私は物語から逃げます  作者: レイ
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主人公って凄いですね

日中ロッカーを見ていなかったので、恐る恐る開けてみると中が綺麗になっていたのと、中身が綺麗さっぱりなくなっておりました。

あれ、私の体操着は?

櫛とかも入れておいた筈なんだけど。



「シェリーさん」



ルーシス様!

朝と変わらない爽やかさですね。



「ごめんね、下駄箱とかロッカーとか勝手に掃除を依頼しちゃったんだ。 だから失くなってるものとか結構あると思う」



何デスト。

本当に掃除してくれていたんですか!

嬉しいわ…。



「いえ、寧ろルーシス様のお手を煩わせてしまってすみませんでした。 色々と本当にありがとうございます」



「気にしないで良いから、本当に。 じゃあ今日は帰ろうか」



え?

一緒に帰るような約束してましたっけ?

してませんよね?

皆さん、私とルーシス様一緒に帰る約束をしている描写ありましたか?

私の記憶にはないですね…

頭の中で妄想はしていたかもしれませんがね。



「おいで」



ん″ん″?!

おいでって言われた!

皆さん、おいでって言われましたよ!?

聞きまして?

リアルでそんなこと言われたことないですよ。

ゲームではありますけど。

あ、違うゲームの話ね。



「は、はい……」



嬉しいやら恥ずかしいやら。

こういうのを主人公ってさらっと攻略対象に言われているんでしょう?

ある意味尊敬するわ。

こんなの頻繁に言われていたら鼻血が止まらなくなる。

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