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私は物語から逃げます  作者: レイ
33/120

体感時間

放課後、私の教室にアリアとローゼンが来て4人で勉強会を行いました。

その勉強会の中身なんだけど、どうやら一般常識が出てくるようです。

え?

この世界の一般常識と日本の一般常識って一緒ですか?

違いますよね、確実に。

だって、3人から見せて貰った勉強ノート、よく分からない内容ばっかり書いてあるんだもの。

不安だわ…。



「あ、あの、足、大丈夫、ですか?」



「そうよ、大丈夫? 捻ったでしょう」



「ありがとうございます、大丈夫ですよ」



もしかしたら熱が出るかもって内服薬も先生から貰ったし。

これで怖いものはないわね。



「イオンのことは懲らしめておくから」



お、ローゼンいつの間にかイタズラ王子のこと呼び捨てに。

良いじゃないですか。



「無理…しない……でください」



「ありがとうございます、お二人とも」



アリア凄い良い子ね。

何でこんな良い子を苛めてたのよ、シェリー。

あ、そうそう。

ログは木曜日だから騎士団と一緒に武術の練習に行ってるのよね。

その間、違う人が護衛に付いているの。

今は教室の外で周りを見張ってるみたい。



「さて、もう遅いですし後は明日やりましょうか」



ロワールちゃんに言われて時計を見てみればもう良い時間だ。

そろそろログも戻ってくるだろうし戻ってきたら帰るか。

いやぁ、今日も色々あったな、朝から。

この世界に来てまだ1週間経ってないのに、気分的にはそれ以上に経っているような錯覚をしてしまう。

それくらいに1日1日が濃い。

ゲームじゃあっさり終わるのに。

きっと、省くところは省かれ描かれているのでしょうね。

さぁて、帰って休むか。

家誰か居るのかしら。

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