表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私は物語から逃げます  作者: レイ
18/120

呼び出しは

やって参りました放課後。

アリアたちはもう教室の中に居て貰い、あとはリリーを待つのみ。


あと重要なのはちゃんとログはここの部屋の前を走ってこちらに気付いてくれるよね?

という所なんだけど…

気付けるように窓全開にしたいけど、それはそれでリリーに警戒されそうだから数センチだけ開けることにしました。

もっと開けたい、開けたいのに。

小声で話されたら終わるじゃないか!



「あら、何かしらこのメンバーは」



やってきましたリリー!

ちゃんと来てくれる辺り良い子よね、この子。

逃げないようにそれとなく扉に近づき背中で扉を締める私!



「いえね、ちょっとこれからの事を話し合う必要があるんじゃないかと思いまして?」



「話し合う? 何を話す必要があるというの?」



あぁ、ローゼン、顔が鬼のようになっているわ。

駄目よ、手を出しちゃ。

今は我慢よ、ヒーローが来るまでは我慢!

ヒーローは遅れてやってくる…来るわよね?



「時間の無駄になりそうだから私は帰りますわ」



あ、やばいぞ。

帰るの早くない?

もうちょっと熱く語ってから帰るべきでしょ!?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ