表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私は物語から逃げます  作者: レイ
101/120

罰ゲームはこちらです

4人で宿の入り口に戻ったときには誰もいませんでした。

やったね、これは勝ったわ。

その数分後に兄弟仲良くルーシス様とライド君が戻ってきましたよ。

そのあとを追い掛けるようにログも。

あれ、肝心なイタズラ王子が来ないんだけどどうした。

言い出しっぺがこれ罰ゲームじゃないですか。

ちゃんとやるのかな。

そもそも罰ゲーム何をさせるつもりだったの。



「俺たちの妨害ばっかりしてたからな、あいつ」



「妨害行為を禁止した覚えはない、とか言ってたなぁ」



しみじみとライド君とログは言ってますけど、何やっちゃってんの。

ローゼンとかそれ聞いて呆れちゃってるじゃん。

アリアも苦笑いだし。



「お、皆早いな?! もしかして僕がビリか?!」



「そうだよ。 お前の負け。 じゃあ、罰ゲームをやってもらおうか」



何だかライド君ノリノリですね。

イタズラ王子の顔が引きつってますよ。

良いぞ、その調子でやっちゃえ。



「そうだな… 肝試しはなしにするってどうだ」



「そんな?! 酷いじゃないか! 僕の楽しみが!」



「罰ゲームなんだから文句言うな」



「はぁ…… こんなことなら罰ゲームとか無くせば良かったぜ」




本気で落ち込んでるけど、なくなってホッとしたわ。

肝試しとか怖すぎるでしょう。

こんな島の中でやるとか。

寝れなくなるわ。



因みにイタズラ王子が罰ゲームでやらせようとしていたものは、1日イタズラ王子のイタズラに付き合うというものでした。

そんなの絶対にやりたくないわ。

当たらなくて良かった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ