1・始まり
よくあるRPGが、土台ですがオリジナルのつもりです。ボケやツッコミが多いかも知れませんが、よろしくお願いいたします
「大魔王ハーネスっ…覚悟しろ!」
勇者アランは、最後の親衛隊の魔人を倒し、ハーネスの玉座の間に飛び込んだ。
「…よくぞ、ここまで来たな…その行為に評して、ワシ自らが相手をしてやろう!」
ハーネスは玉座から立ち上がった。
「大魔王ハーネス…お前を倒し、『平和』を取り戻す」
アランの持つ大剣が、蒼白い光を放った。
「…ほほぉ…『聖なる』の力だけではないようだな…どおりで『我が子』達が負ける訳じゃな…」
ハーネスが右腕を横に上げると、床下から巨大な剣が浮かび上がって手に収まった。
「…ミクル…お前は一歩下がって、皆の回復や補助魔法に専念してくれ!」
震えながら隣に杖を構えている神官の少女を、アランは肩を叩いて下がらせた。
「…お前は、ヤツを『封印』する時の為に、力を温存しておくんだ…
皆、行くぞ!」
アランは、他の3人の剣士と共に、ハーネスに向かって走り出した…
「無駄だ!…ワシに近付く事すら出来んわ」
ハーネスは巨大な剣のか一閃で、3人を吹き飛ばした。
「…さすがに正面からは無理か…なら計画通りに…」
アラン達は、目を合わせて何かに頷いた…そして二人は左右に広がり、構えた。
「…ワシに魔術でもかけるつもりか?無駄じゃ…何っ?」
ちゃんと終わったら、よろしくです