第6話 イベントに向けて②?
意外と書けました!
どうぞ読んでってください
PV一万・お気に入り50名突破しました。
皆様ありがとうございます。
次の日朝からログインし、メルの店に鍛冶場を借りにいく。たまには剣のメンテナンスもしなきゃいけないしな。
メルの店に入り挨拶する
「メルおはよう。鍛冶場を借りたいんだがいいか?」
「はい、どうぞお使いになってください。用事がすんだらでいいのですが、ちょっと頼み事をしても宜しいですか?」
「別にいいぞ。それじゃ、あとでな」
メルと話をしたあと、鍛冶場に行き〈ショートドラゴンソード〉と〈ショートソード〉を取りだし歪みが無いか確認したり、研いだりした。
そういえば、メルが頼み事なんて珍しいな。
何かあったんだろうか?
ちょっと気になり始めたので作業を手早く済ませメルに聞きに行った。
「なぁメル、頼み事って何だ?」
「実はですね。新しい鉱石が見つかったらしくてそれをレイさんに採ってきて貰おうかと思いまして・・・・。お願いできますか?」
「それなら構わないぞ。新しい剣を造る素材も欲しかったしな。それでどんな鉱石なんだ?」
「それはですね・・・・・・・・」
とメルに鉱石の詳細とどこで採れるのかを聞きにすぐに向かった。
そういえば言ってなかったが、始めのフィールドは始まりの町を円状に取り囲んでいるが、それ以降は北・東・南・西に分かれている。
俺が攻略していたのは東であり、他の方向は進んでいなかった。
確かクラウンは北。姉さんは西を攻略しているらしい。二人とも他のゲームで出来た付き合いのある仲間とパーティーを組んで進んでいるらしい。
クラウンは4体目、姉さんは5体目を攻略中と昨日聞いた。まだまだ、レベルも装備も不十分らしく、1週間は準備に費やすようだ。
話が逸れたな。
今回見つかった鉱石は南にある鉱山から採掘されたらしい。
南は山々が連なっている所が多いが、その分鉱石や土などのアイテムが採れるようだ。
そして、こちらにも俺の知り合いがいたみたいで、今目の前にいる。
赤い髪の毛をショートにし、活発そうな外見の女の子だ。現実とは髪の色が違うだけで他は弄っていない、端正な顔立ち。
幼馴染みの最後の一人。
神染 雀《かみそめ すずめ》。
装備は手に籠手を足に脚甲をしている。
その事から格闘家等の職業のようだ。
「久しぶりだな雀。元気にしてたか?」
雀は俺達とは違う学校に進んでいたので、この頃はまったく会っていなかったのだ。
「勿論元気だよ!ボクが元気じゃないときなんてあったかい?」
「そうだな。雀が元気じゃなかった日なんて、槍か何かが降りそうだからな(笑)」
「そうそう?なんか今バカにしなかったかい?」
「いや、そんなことはないぞ?俺はこれから鉱山に行くが雀はどうする?一緒に来るか?」
「そうだね。久しぶりだし、一緒に行こうかな!柳の現状も聞いときたいしね。」
俺と雀はフレンド登録をし、鉱山に向かう。
道中のモンスターは俺が索敵をし、雀が倒すというものだった。
そうそう、雀のプレイヤーネームは《スズメ》だった。
俺の名前も教えたがな!
そんなこんなで鉱山に着き、鉱石を採掘してメルの店に戻る。
そして、メルにスズメを、スズメにメルを紹介してから、今回採ってきた鉱石、ブラックメタルを使い剣を打っていく。
リトルドラゴンの素材を多少混ぜてつくった。
性能はこうだ・・・・
〈ブラックソード〉
攻撃力.43
特殊.ドラゴンキラー(小)、闇属性(小)、生命吸収(小)
説明.ドラゴン素材とブラックメタルで出来た剣。あらゆる者の命を貪り己の糧とする。
刀身は名前からも分かると思うが黒だ。
眺めていると吸い込まれると思ってしまうほどの純粋な黒。
これで、二振りの剣が完成した。〈二刀流〉もこれからしっかりと使えるはずだ。
またあとで雀の事を柳と姉さんにも教えないとな。
姉さんは雀の事を妹のように可愛がっていたし。
あと13日で出来ることをやろう。
そして、今度のイベントで暴れまくってやる・・・・
柳もボコボコにしなきゃいけないしな(笑)
読んで頂きありがとうございます。
意見・感想・こうしたら良くなるなどありましたら言ってください。
これからもよろしくお願いします。
次回は23・24に書けたらいいですが、
再来週テストあるので、書けるか自信ありません。