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FREELY GROW ONLINE   作者: ルク
一章~始まり~(仮)
5/23

第2話 装備の更新?②

本日二回目の投稿です。

テストで書けなかった分取り返そうと思います。

明日も一話か二話投稿する予定です。


今回で始めの生産回は終わります。

明日から攻略回です。


修正;誤字修正

メルに案内され連れていかれたのは一軒の家だった。中へと入ると、左右に鎧が掛けられた所があり、その近くには腕・頭装備と思われる物が棚に入っている。部屋の奥にはカウンターがあるので、ここはメルのお店のようだ。さっき中へ入る前にチラッと見たが、盾のマークの入った看板が家の前にあった。


へぇ~、ここがメルの店か~と俺が周りを見渡していると、メルはお店の奥に歩いていく。

俺も遅れないように少し早足で着いていく。

そこには立派な炉とハンマー等の道具が置かれていた。


「おぉ~、本格的だな!メルはここで防具を作っているのか?」


「金属系はここですね。革の防具は他の部屋でやりますけど。ところで、レイさんから、素材は頂きましたけどどの部位を作ればいいんですか?」


このゲームの防具は頭・体・腕・脚・靴に分かれており、それぞれに防御力や特殊効果が備わっている。防具の防御力はステータスの耐久力に加算される。


「えぇっと、どこまでなら作れるかな?」


「全ての素材を使っても二つしか作れませんね。

どうしますか?私としては体と脚がお勧めですが・・・」


全部は無理か~。やっぱりリトルドラゴンとはいえ、一体分だからな。まぁ仕方ない二つだけでも作って貰いますか!


「じゃあ、それで頼む。また獲れたらよろしく頼む!」


「はい、分かりました。では作ってきますのでその間はここを自由にお使いになって下さい。それでは後程」


メルはそう言うと部屋から出ていった。

それじゃ、武器を作り始めますか。


使える素材はリトルドラゴンの牙・爪。

あと一つだけ手に入ったものがある。

それは長さが1.5メートルはある骨だ。


まず、骨を熱してハンマーで叩きながら形を整えていく。冷めたら炉に入れて熱し、また叩く。


カーンカーンカーン・・・


と気持ちの良い音が部屋に響き渡る。

骨の形が少し変わり、一方の先を尖らし刃先とし、反対の先は平らにする。平らにした方は柄となる。


次はリトルドラゴンの牙を熱してインゴットにする。

なかなかリトルドラゴンの牙が溶けない。更に炉の温度を上げていく。

さっきまでも暑かったが今は熱いといえる。

そこまでして、ようやく熔け出した。

それを叩いて一つのインゴットにしていく。


10分ほど叩いてたら、ようやくインゴットになった。今度はこれを骨と接合させる。

骨と牙のインゴットを合わせて熱し、叩いて接合させていく。叩いて熱してを八回ほど繰り返してくっついた。

もう一度熱して形を整えていく。


最後に柄のほうに爪で(つば)を造り、

出来た~!


《鍛冶レベルが2に上がりました・・・鍛冶レベルが3に上がりました・・・・・・・・・・・・・・・鍛冶レベルが10に上がりました》


とアナウンスが頭に流れる。

かなり上がったな!やっぱりドラゴン系の素材は要求レベルが高かったのか。これはいいレベルあげになったな!


あとでメルに革を貰って鞘を造ったり、柄に革を巻けば完成だ。


出来た武器はこちらだ!


〈ショートドラゴンソード〉

攻撃力 .35

特殊 ドラゴンキラー(小)

説明

リトルドラゴンの骨が元になった剣。小さくてもドラゴン!といえる性能を持つ。




刀身は燃え盛る炎のように赤い。

凄いな!

ここまでの攻撃力とは!

俺よく倒せたな~(笑)

これに比べるとショートソード弱っ!!

て感じるな。

ちなみにショートソードはこちら・・・


〈ショートソード〉

攻撃力.5

特殊.無し

説明

初期装備の剣。長さが1メートル程と射程が短い。



これだよ?

攻撃力七倍になったよ!

これで攻撃力には不足しなそうだな♪

まぁ、二刀流だからあと一本はこれと同等なのを造らないとな!


と俺が考えていると


「レイさん出来ましたよ。かなり良いものでした!ありがとうございます。こちらをどうぞ」


とメルからトレード申請がくる。

あれ?俺って代金払わなくていいのかな?

思ったことは聞いてみよう!


「あ~、メル。代金ってどうすればいい?」


「いりません。とは言えないです・・・。代わりと言っては何ですが、これからレイさんが要らない素材を売っていただければ結構です。それと防具がいるときは是非私のところに来ていただきたいですね」


「そうか、分かった。ありがとな!今度からもここに来るよ♪それと剣の柄に巻くための革と鞘を造るために革を貰えないだろうか?こちらは代金は払う」


俺がそう言うとメルは少し考えて、


「なら、私がやりますよ!」


「そうか、よろしく頼む」


数分後・・・


「出来ました!レイさんはこれからフィールドに出るんですよね?頑張ってください!」


とメルに励まされて店を立ち去る。

今回はいい体験だったな。

剣も造ったし、防具も二つだが造ってもらった。

これなら進めるだろう。




いよいよフィールドに出発だ!


読んでいただきありがとうございます。

意見・感想をお待ちしています。


誤字脱字の指摘よろしくお願いします。


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