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4話男


「・・・・・・何故あなたがここにいるの?」

 愛は今までで、聞いたことのない声音で俺に問う。

「え、いや、えーと・・・・」

 俺がどう答えるか迷っていると、愛は持っていた携帯らしき物を耳にあてる。

「はい・・・・・・すいません見つかりました・・・・はい、わかりました。」

 そう言うと愛は携帯らしき物をしまう。

「どこから聞いていましたか?」

「え、えーと・・・・」

 こういうのって素直に答えたらやばいんじゃ・・・・・・

「はやく答えなさい!!!」

「俺を監視している、というとこから聞いていました!」

 あ、言っちゃった・・・・・・

「・・・・・・そうですか」

 あれ、これもしかして秘密を知ってしまったものは殺すとかそういうのじゃないよな・・・・・・

「しかたありません。一緒に来てもらいます」

「いや、ちょっとまてよ」

「何ですか?」

「えーと、いくつか質問させてくれよ」

 いきなり過ぎる展開についていけなくなった俺は、目の前の幼馴染に問う。

「お前は、愛か?」

 何も答えずに愛は近づいて来る。

「・・・・・・おい、聞いてるの・・・・!!」

 いきなり何かで頭を勢いよく殴られる。

(・・・・・・刀?いつから持っていた?)

 目の前が真っ暗になった。



「・・・・・・ふう」

 一息つき、目の前で気絶している幼馴染の正利を見る。

(一体どうやって私を見つけたんだ?)

 来る時はちゃんと辺りを見渡し、誰もいないことを確認した。声が漏れないように防音装置も設置した。

(・・・・・・まあ、いっか)

 気絶している正利を見て思う。

(さて、・・・・・・どうやって基地まで運ぼうかな)

 


「ん、・・・・・・どこだここは?」

 きずいたら何もない白い部屋にいた。

「おーーーい、誰かいませんかーー?」

 叫んでみたが、反応がない。

(・・・・・・閉じ込められたのか?)

 頭には包帯が巻かれており、痛みもある。

(夢ではないな・・・・)

 となると、ここがどこか調べる必要がある。

(まず見た感じだと、扉がなく天井が高い。窓も無いから脱出は無理か・・・・・・)

 そんな事を考えていると、突然壁が黒くなる。

「!、何だ?」

 立ち上がり、辺りを見渡す。すると後ろに無かったはずの扉がある事にきずく。

「な・・・・・・!!」

 どうなってんだ?そう思いながら、扉を開ける。

「お、やっと起きたか」

 そこには中年の男がいた。

「・・・・・・」

 警戒心を高める。すると男が口を開く。

「まあ、そう固くなるなよ。何もしないからさ」

 そう言い男は近くにあったソファーに座る。

「一ついいですか・・・・・・?」

「ああ、いいよ。なんだい?」

 男の近くに浮いている、二つの火の玉のような物を指差す。

「それは何ですか?」

「ん?ああ、これはソーラーボールと言ってね、スキルの一種だよ」


 まあ、そこに座りなさい。と言われ俺は反対側にあるソファーに座る。

「さて、まあいろいろ聞きたいことがあると思うが、先に私の話を聞いてもらえるかな?」

 首を縦に振る。

「ありがとう。では単刀直入に言う。内の組織に入ってくれないか?」

「はあ?」

「君には特別な力がある。その力を使い、我々に協力してほしい」

「いや、ちょっと待ってください。そもそも力って何のことですか?」

 そういえば愛も、そんな事を言っていたきがする。

「なるほど・・・・・・報告どうり、何もきずいてないんだな」

(報告・・・・・・!!)

 まさか愛が話していた相手は・・・・・・

「そうだね・・・・・・ではそこから説明しようか。君にどんな力、いやスキルが宿っているのかを」

「・・・・・・いえ、まず教えてもらいたいことが・・・・」

 俺がそう言うと同時にサイレンが鳴り始める。



(ふむ・・・・・・)

 サイレンを聞きながら思う。

(襲撃・・・・・・予定より早いがちょうどいいか)

 目の前に座っている少年に言う。

「ちょっと武器持って戦場走ってみない?」

「はあ?」

 前の少年から素っ頓狂な声があがる。



「あの・・・・・・どういう意味でしょうか?」

「はい、これ拳銃ね」

 そう言い男は俺に、ハンドガンを渡してくる。

「・・・・・・いや、まったくわかんないんですけど・・・・・・」

「うん、まあ行けばわかるよ」

「いや、だからどこに!!?」

 思わず叫ぶ。

「戦場?ハンドガン一丁だけで?というか何と戦うんですか?!」

「ん?ああ、言ってなかったね。私達は、神の軍勢と戦う組織・・・・・・神々殲滅部隊だ」

「神々殲滅部隊?」

 まったく聞いたことがない。神と戦う?俺が?

「まあ、行ってみればわかるさ」

 男はそう言うと立ち上がる。

「この組織がどういうところなのか。そして君のスキルがどういう物なのかが」

 景色がゆがむ。

「!!!」

「ちょっと気持ち悪いかもしれないけどがまんしてくれ」

 その言葉を聞くと同時に景色が反転する。



「司令」

 少年が消えると同時に扉が開く。そこに立っているのは金髪の女性、

「ん?何か用か、ライラ」

 ライラ・ジェームス。この組織の副司令官。

「本当に大丈夫なんですか?」

 心配そうに聞いてくる。

「彼はまだ高校生です。戦場に出すのは早いんじゃ・・・・・・」

「大丈夫だよ。彼はダミーゴット・・・・・・いや、天使も一人で倒せるだけのスキルを持っている。それに一応護衛も付かせてある」

「・・・・・・そうですね。一応信じておきます。大和司令官」

「はは、一応か」

 静かに笑う。

「さて、見させてもらおうか野上君」

 目の前に戦場の映像が映る。

「全てのスキルを奪い合成、使用することのできるスキル、奪略(ドレイン)の力を」

 薄くほほ笑む。  

 

 

見てくださりありがとうございます。

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