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アンモビウム《永遠の悲しみ》
やはり、鈴木さんは悲しんだ。
多分。
気絶したのだ。
村の目は凄まじかった。
今までの信用が全て無くなった。
確かに私も悪いかもしれない。
しかし、村に直接悪いことはしてない。
鈴木さん崇高の村に気味悪さを覚えた。
そして、鈴木さんの運ばれた病院へ向かった。
鈴木さんは起きてた。
窓から外を見てた。
しばらく沈黙がつづいた。
「わたしね、この世界を旅したい。」
私もそう思っていた。
何か帰れる方法が見つかるかもしれない。
私も外を見た。二階の私たちを見下ろす木の根もとにアンモビウムが咲いていた。
必ず帰えると誓った。