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ミツマタ《意外なこと》

昔から、なんかチラチラと視界の端に映ってた。

誰かに言うのも面倒だったからほっといたけど、



「これは、ないわ。」






トリップしました。

はい。

いきなりはないですよね。では、説明しましょう。


〜回想〜

「ちょっと、いつまで入ってるの!?」


ドンッドンッ


「まあ、待ち給え。お姉ちゃんは漸く腹の中のモノを便所に出せたんだ。」


ふぅ〜。あぁ、やっとスッキリした。

私は腹がスッキリしたので妹へトイレを明け渡すべく手を洗うことにした。

ただし、トイレ菌を舐めてはいけない。

よ〜く、手を洗「早く、してよ!!」います。

そして、オープン・ザ・ドア!!

と思いきや、視界の端の鏡が光ってる。

可笑しいなと思い、振り返る。

どうやら、光ってたのは鏡の面が水のように波を打っていたからのようだ。

不思議な物は好きだが慎重な私。

因みに私のお父さんは、石橋をハンマーで打って渡る。

さらに、おじいちゃんは石橋をハンマーで打っても破壊光線しても何しても渡らない。絶対。

話がそれた。

要は、私の慎重さは遺伝子レベルと言いたいのだ。

そして、私はトイレの紙を何重かにして触れてみた。トイレットペーパーの芯は無い。エコの家だからだ。ケチではない。

まあ、取り敢えず紙で触るとそこに普通の鏡があるような感じがした。

多分、目の錯覚だろうが面白そうなので直で触ってみた。

吸い込まれた。スイッと。

そして、冒頭。


どうやら、私の慎重遺伝子は、石橋を二回叩いてローラースケートで渡って、まさかの滑りで落ちるタイプだろう。



まとめると、トイレして変化した鏡を触るとトリップした、だ。

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