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【特別編】【遊佐くんの心情】第2話

こちらは【特別編】【遊佐くんの心情】の、第2話でございます。第1話から見てもいいですし、ここだけ見る、でもいいと思います。

ですが、詳しい説明は第1話の方に書いてますので、第1話から見た方がいいかもしれません。やっぱ、ここだけ見る、でもいいと思い……………


簡単な説明・・・情緒のおかしい遊佐くんが見れます。

遊佐くんの情緒・・・《》


それでは、どうぞ!









キーンコーンカーンコーン


「やっと昼休憩だぁ~~~」


「よっ」


「うわっ!」

「って、さくかよぉ」

「って、おぉ~い、、」


「………うわぉ、想像してたよりも大きいリアクションで逆に僕が固まってしまったよ。」

《なんなんだよ「うわっ!」って、なんなんだよほんと、、可愛すぎかよ、くそぉ!》


「いやなんでだよ。」


「……?」

「あれっ、凌くんの前の席の男の人は?」

《あれ、今日はいないのかな?ラッキー♪》


「「男の人」って、、」

「友達だろ?名前で呼ばないのか?」


「友達じゃないよ」

《誰が「友達」だよ!》


「え?あんなに話してたじゃん」


「それは、凌くん、が………」

《凌くんがモテるのが悪いんだからね!》

「ううん、やっぱなんでもない。で、どこに行ったの?」


「ええと、確か今日は由奈ちゃんと昼食べるって言ってたよ」


「由奈ちゃん?……って、あの人彼女いんの!?」

《はあ!?相手がいるんだったら、僕の邪魔しないでよ!》


「違う違う、妹だよ妹。高1で………だから僕たちの1個下だな。」


「ふーん、あの人妹いるんだ。」

《へー、彼女じゃないんだ、はぁ、この一度降参してきた敵が仕返しに来る感じ、嫌だなぁ、》

「その由奈って子はかわいいの?」


「うん!この前悠斗と一緒に廊下歩いてたらばったり会ったんだ。」

「悠斗に似て、髪もすげぇ綺麗な黒だし、顔も整ってて凄くかわいかったよ!」


「っ…」

「……もしかして、その子のこと好きになったりした?」

《………そうだった、そもそも凌くん、ノンケの可能性、あるんだった……》

「ううん」


「え?」


「そっていうか由奈ちゃん、もう付き合ってる人いるし、すっごくかわいいからといって、僕が見てるの中身だからさ!」


「!!」

「な、なら、お………」

(男は ?って聞くとこだった。だめだよね、そんな事聞いちゃ。凌くんに僕の泣いてる、かっこわるいとこ見せたくないもの。)


「……お?」

「どうした?急に固まって。」


「な、なんでもない!」

「そっそんなことよりも、一緒にお昼ご飯食べようよ!」


「!」

「うん!」


「でも、どこで食べようか?」


「屋上はどうだ?」


「でも結構人いそうじゃない?」


「うう、確かに。」

「あ、でもいい場所があるぞ!人も少ないし、ここからなら屋上よりも近い!」


「?」

「それっていったい………」


「まぁ、行ってみてのお楽しみだ!」

「はぐれるなよ、さく」


「う、うん!」

《ま、今はまだ、言うには早いかな!》





「で、こ、ここって………」


「ん?来たことあるだろ?」

「体育館裏だ。」


「いやいやいや、普通来ないって」

《凌くんってこういうとこあるんだよなぁ、まぁ、そこがいいんですけどね!!!》


「そーかー?」

「でもまあ、ここ椅子もあるし、悠斗と結構来てるけど、別に怒られたこともないから、大丈夫でしょ」


「いや、椅子って。」

「入口前の段差じゃんそれ。」

「………ってあの人と来たことあんの!?」

《はぁっ!?いつの間に!?》


「ん?そうだけど」


「2人で?」


「おう!」


「………」

(こんな人気(ひとけ)のない場所に2人っきりって………あの悠斗って人、明らか凌くんの事好き(?)そうだったし(まあ恋愛の方かは分からないけど)、もしかして、何かあったんじゃ……)


「ん?どおした、さく」


「い、いや、えっと、ここで何か、その、悠斗って人としたり…した?」

《凌くんって、結構鈍感だからな……》


「?」

「するも何も、ただ普通に弁当食ってただけだぞ。」


「ふーん、そうなんだ」

(ほっ……)

「………それにしても凌くん、ひとつ聞いていい?」


「ん?今度はどうした?」


「あの、移動する時からずっと気になってたんだけど、なんでカバンごと持ってきてるの?」


「ん?あ、ほんとだ、今日はいらなかったのにな!」


「今日は?」

「いつもは必要なの?」


「うーん、そういう日もある!」

「いやぁ、ここは人があまり通んないだろ?だから先生にバレずに課題終わらすのにすっげぇ最適な場所なんだ!」


「へぇ、課題のためなんだ」

《確かに、凌くんが教室で課題やってるの、あんま見ないな》


「おう!」

「まあ、今から至福の時間ですので、課題の話は一旦やめて、弁当をおいしくいただきましょう!」


「うん、そうだね!」

「じゃあ、いただきます!」


「……………」


「ん?どうかしたの、凌くん」


「べ………」


「べ?」


「弁当忘れたー!!!!!」


「えぇ!?」

「持ってくる時気づかなかったの?」


「弁当、いつも、カバン、入れてる。」

「今日、カバン、ごと、持って、きて、しまっ、た。」

「だか、ら、今、まで、気づけ、なかっ、た……」


「えぇぇ」

(なんでカタコト?)


「………」


「うーん、」

「ねぇ凌くん、僕の、半分あげるよ」


「!」

「いいの!?」


「うん」

「今日は、朝ごはんいつもより多めに食べてきてて、あまりお腹減ってなかったから、あげるよ」

《りょ、凌くんがぼぼ、僕の弁当を……!?》


「ありがとう、さくー!!!」


「別にいいよ」

《でもなぁ…》

(本当は食べて欲しくなかったなぁ。だってこの弁当………)


「いっただっきまーす!」


パクッ


「……う…」


「う?」


「うまっ、なんだこれ、うますぎだろぉ!」


「えっ」

《!!!》


「これ作ってるのさくのお母さんか?すげぇな、まじでうまい!」


「本当…?」

《う、うううううまいって、うまいって、凌くんが!!!》

「おう!」


「じ、実はそれ、作ってるの僕なんだ。」

「母さんの負担を少しでも減らしたくて、弁当は自分で作るようにしてるんだ。」


「………まじかよ」


「う、うん」

《あ、も、もしかして、男なのにとかって思われちゃうかな……》


「さく、お前すっげえなぁ!」


「!」


「料理が上手いっていっても、ぼ、僕、男だよ?」


「料理上手いに男女関係ないだろ。」


「で、でも味付けとかほんと僕好みのやつだから………」


「そうなのか?すごく僕好みだったからてっきり、僕用に作られてきたものかと思ったよ」


ヘヘ…

《まぁ、そりゃあねぇ、だって僕にはあの日記が……》


「!」

(なんなの、その照れた顔!ほんと、やめて欲しい、心臓もたない、割と、ガチで!!)

「クウッ………」


「?」

「どした?うめき声上げて」


「なんでもない!っていうか、うめき声なんてあげてないし!」


「ははっ」


「!」

「笑うなぁ!」






「ねぇねぇ、お兄ちゃん」


「ん?」

「どうした、由奈?」


「あの、体育館裏にいるのって…」


「?」

「………!」

「凌!!」


「やっぱり?私って、目、良いんだよね♪」

「って、聞いてる?お兄ちゃん?」


「っ………」






「ごちそうさまでしたぁ!」

「ふぅー、うまかったぁ」


「ふふっ、そんなに美味しかったんなら毎日凌くんのぶんも作ってこようか?」

《それで、お昼は一緒に食べるの♪》


「えぇ!?」

「それは悪いよ、っていうか僕には母さんのべn」


「君のためなら、僕はこれからもずっと、ご飯作ってあげるけど?」


「えっ……?」


「なんてじょーだん、じょーだん!」

「食べ終わったんなら、弁当箱ちょうだい」


「う、うん………」


《あぁ、戸惑ってた顔も可愛い~!!!》


キーンコーンカーンコーン


「あっ!もうこんな時間!?」

「早く教室戻らないと!」

「行こうぜ!さく!」


「うん♪」

《急いでる顔も可愛い~!!!》


タッタッタッタ………


「さっきのチャイムって、授業の5分前になるやつだよね?」


「そっ…そうだと思…うよ」


「………っていうかさ、凌くん走るの遅いね」

《ギャップ萌え♡》


「うっ…るさい!」

「しょうがないだろ、今日荷物多いんだよ!」

「チャック空いてる!見えるだろ、中身!」


「うわぁ、教科書びっしり…よく入ったね、その量。」

《でも荷物しょってても凌くんって足遅いよねって、って言ったら、凌くん、怒るかな?いや、怒るか。》

「っていうか、なんでそんな荷物多いのに気づかないの?」


「………」


「もしかしなくても、凌くんって結構、おっちょこちょい?」

《か、可愛いなぁ~、ほんと!》


「っ……」

「るっせぇー!」


「はぁ、はぁ……」

(にしても、さっきのさくの言葉って一体……って、今はこっち優先だ!)


「ふぅ、」

(いやぁ、とりあえず、弁当が凌くんの口に合って良かったよ。僕好みの味付けにしてたから、美味しくないとか言われたらって思っちゃった。)


「はぁ、はぁ、っちょ、さく、足早…!」


「……ふふっ」

(にしても、凌くんの照れ顔可愛かったなぁ。また絵に書いて保存しなきゃ。)


「っちょ、待ってよ、さくっ」


「もぅ、しょうがないなぁ」

「っていうか、もう僕がカバン持つよ。」


「!」

「いいのか?」


「別に、これくらい大したことないし」

《ほんと、僕がいないとダメだなぁ、凌くんは♡》


「へへっ、そっか、ありがとな!」


「!」


「なんだよ、その顔……!!!」

《くぅぅぅぅ……さっきの笑顔は、反則だろ!!!》


「ん?なんか言ったか?」


「なんでもない!」


タッタッタッタ………






「凌のやつ、まだ戻ってこないなぁ」

(遊佐もまだ帰ってきてないな。)


タッタッタッタ…


「外から走ってる音が………」

「!」

「ふっ…ふふっ……」

(2人とも、すごい勢いで走ってる……間に合うのかな)


「ええっと、まだ2人来てないようですね。もうすぐ授業が始まるっていうのに。誰かおふたりから何か聞いてませんか?」


(おお、あと1分。さて、果たして2人は授業に間に合うのでしょうか)


「!」

「………ちっ」

(遊佐のあの顔………)

(はぁ、やっぱり急いで弁当食って凌のとこ行けばよかった。)


「はぁ、遊佐に先越されたかもな………」


こちらの作品は、現在「アルファポリス」さまでも投稿しておりますので、そちらへもどうぞ行ってやってハートでも付けてくだせぇな(強制じゃないっすよ!!!)♡

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