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惑星アイーダとはどんな星だ?
一回目の輪廻転生は、地球から600光年離れた星
惑星アイーダでの話だ。
この星では、カズヤでは無く・・アランという45歳位の男だった。
この星は、現在の地球と比べると非常に高度な文明だった。
地球での技術でいえば・・AIロボットが個人でも持っているのが普通だ。
強いて言えば・・・人間の体の一部もロボットだ。
骨格が全て金属の人もいる。
脳の記憶領域に新たな記憶を埋め込むことも出来る。
もちろん臓器は全て、その人の遺伝子から全く同じものを作成できる。
ここまでの話は、地球でも実現可能だろう。
この惑星アイーダの凄さは
国が無いことだ・・過去に世界統一戦争が起きた。
つまり競争が無いのだ。
社会競争する必要が無いから、勿論会社も無い。
通貨もない。欲しいものが全て手に入る。
食べ物から日用品、雑貨、工業品、サービスまでも全て・・
法律も必要ない
この惑星アイーダの人間は世界統一戦争での生き残りしかいない。
1国対その他全ての国との戦争だった。
勝者は1国側の・・我々である。
そう・・私と機械たちだ・・惑星アイーダは一人の人間と私が作った人間(機械)だけだ・・