表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
桃色の花弁  作者: 遥前 備
5/16

恋に落ちる(3)

小学生の頃、私はいじめられていた。何が原因だったかは分からないが、クラスの上のグループから目をつけられてしまった。無視や悪口、私と仲良くしないように他の女子に言っていた。それがトラウマになり、私は女子と一緒にいるより1人や男子と一緒にいる方が楽だと感じるようになった。

千紘は男子の割には小柄で色白で、少し童顔な友達だ。小学校1年生からの中で、高校生になった今でも私と仲良くしてくれる。

「あの時助けられなくてごめん」

中学生に上がった時、千紘から突然謝られたことがある。私は全然気にしていなかったことを、千紘はずっと後悔していたらしい。私はそのことが嬉しかった。それが理由なのか、中学生からはずっと私と一緒にいてくれる。何度も付き合っていると噂されたが、その度にお互い違うと否定した。私は千紘のことが好きだし一緒にいる時間は楽しいが、この好きは恋愛感情ではない。それは千紘も一緒。多分私達は、親友なのだと思う。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ