村上春樹氏著「ダンス・ダンス・ダンス」に登場する美少女について書いた簡単な感想です
村上春樹氏著「ダンス・ダンス・ダンス」に登場する美少女について、主人公が述べる台詞が、心に染みました。
ということを5年前にフェイスブックに書いた短文です。
村上春樹は、ずっと敬遠していましたが、五十歳になったころから、長編を中心にかなり読みました。難しいです。
でもこの文章は心に滲みました。たしか三十歳代後半の主人公が、気に入られて一緒に行動することが多くなった十三歳の美少女に対して言った台詞です。
村上春樹作品に登場する女性は、とても美人という訳ではないが、という形容付きで、魅力的に描かれているというタイプが多いように思いますが、ティーンエイジャーについては、はっきりと「美少女」が登場することが多いように思います。
2017-147 君は、僕の中にずっと埋もれていた、僕が十三か十四か十五の頃に抱いていた感情を思い起こさせる。もし僕が十五だったら君に宿命的に恋していただろう。君と一緒にいると、ずっと昔の雨の音やら、風の匂いをもう一度感じることができる。
うううむ、これが村上春樹かああ。