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不遇少女は頼られたい  作者: 月夜 神楽
5/7

オネイサン

sideヨシカ


視界が晴れ最初に目に付いたのは活気溢れる街並みだ

った


「……凄い……」


風が吹けば頬を撫でる感覚も

上を見上げれば青くて広い空の雲の動きも

下に有る土の感触も全て

まるで本物の様だ


辺りを見ていると


「お嬢さん何か困り事かい!」


「っ!すいませ……ん?」


声の方を向くと



変態不審者さんがいた


え?なに?何でフリフリの付いたの魔法少女みたいな

姿なの?

すっごくパッツンパッツンだよ?

え?え?


「ワースゴイタクマシイカラダデスネー(現実逃避中)」


「あらヤダっ!そんなに褒めてもお姉さんからは何も出ないわよ!」


「お……おに「お姉さんよ!」……お姉さん」


今すぐにでもログアウトしたい気持ちいっぱいになるのでした

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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「なるほどネンこのゲームが初めてのゲームなの」


「はい、何したらいいのかよく分からなくって」


「ふーむ、とりあえず基本なんでも出来るゲームなのよね〜……むむむ……」


おに……お姉さんが悩んでしまいました

あ……そうだ


「……あ……あの!」


「あらん?どうしたのかしらん?」


「何か……私に出来る事とか……ありますか?」


「あらぁ……私だから良かったけれど、あまり他の人にそんな事言っちゃダメよ?」


「そ…そうなんですか?」


「ええ、このゲーム自由すぎて脱げる所まで脱げるのよ」


「脱げる所まで脱げる?何処まで?」


「全部よ」


「全部?」


「そう」


「下着も?」


「そうよ、全部」


あのオジサンも変態さんだったのですか


「まぁ、それはいいとして出来ることね……それなら私の商品のモデルにならないかしらん?」


「モデル……ですか」


「ええ、今の貴女見てたらこうビビビときたのよ!さぁ!行くわよー!」


「え?あちょ!ァァァ…」


小脇に抱えられながら運ばれるのでした

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