おじさんと頂き物
初投稿で大変素晴らしい(酷い)誤字とかしてそうですが生暖かい目で見ていただければ幸いです
初でダークなお話選ぶワシはきっと心が汚れてるんだね
続けて行きたいがネタ切れが心配じゃい
それでは!
バシャリ
と
いつもと同じ人達が私に水を浴びせる
「あんた何でまだココに居るのかなぁ〜〜?」
いつも通り同じ人が声をかける
周りの人もヒソヒソと
「またやってるよ」
「ちょ!バカ!聞かれたらこっち来るぞ!」
「少し勉強出来るからって調子に乗るから」
「ウケるww」
分かってはいてもやっぱり胸が痛くなる
なぜ私なの?
どうして?
悪いことしてないのに
その言葉が繰り返し私の中を回る
「チッ……無視してんじゃないわよ!」
グイッと髪を引っ張られる
「いっ……」
「あんたは私のオモチャなのりかいしてる??
それとも……"また"虫食べたくなっちゃたのかなぁ〜?」
「っ!」
なぜ誰も助けてくれないの?
何で、何で、何で、何デ、イヤダコワイタスケテダレカダレカダレカ
キーンコーンカーンコーン
予鈴がなる
ガラガラ
「お前らー席つけー」
「「「「「「はーい」」」」」」
「うん?宮崎お前まーた水被って何してんだ?」
ガタッとアイツが手を挙げながら話し出す
「先生〜またよしかちゃん私に虐められたって言うつもりだったんですよ〜
わたし〜なーんにもしてないのに酷いですよね〜
あ〜ヤダヤダ……嘘つきはコレだから」
「またか!宮崎!
放課後職員室に来るように!良いな!」
「っ……ハイ」
私……私はなぜ……ウマレテキタンダロウ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
放課後
「良いか?あまり問題を起こすなよ?良いな?」
「ハイ……失礼しました」
職員室から出る間際には
コレだからあの疫病神は嫌いなんだ
と
そこからはよく覚えていない
何処をどう通ったのか
いつの間にかランドセルが無いにも関わらず家の近くに居た
「何で……私だけ……ぅう……」
その時はいつも通り泣いてスッキリしてから家に入ろうと
ぱぱとママに心配かけないようにと
しかし
今日は少し違った
「そこのお嬢さん、こんな時間にどうして外で泣いてるのかな?」
ビクッと
声のした方に顔を向ける
そこにはとても嬉しそうな顔で目線を合わせている
お兄……いや、おじさん?がいた
「うんうん、きっと辛いことがあったんだね
おじさんねキミみたいな子がそんな顔するのは
ちょ〜と見過ごせないんだ」
「……私を……誘拐……するんです……?」
「ブッ!いやいやいやいや!!しないよ?!」
「……本当?」
「うんうん しないしない、心配なら僕の名刺を渡そう」
スっと胸ポケットから名刺を差し出すので受け取った
「……あの」
「うん?なんだい?」
「読めません」
「……あぁ、コホン
なら自己紹介しよう」
「お願いします」
「僕は"ウィザード・エンド"の 未来 学
今は社長をしている」
ふと私は疑問を聞いた
「……そんな人が何でこんな所に?」
「ギクッ」
私は少しジト目で返します
「お…おう、現役jsの生ジト目って違う
良いかい?僕はやっぱり子供は笑顔が1番似合うと思うんだ、だから」
社長さんがバックから何かを取り出す
「じゃ〜ん!リンクデバイス〜!」
「リンクデバイス?」
「そう!この腕輪型デバイスはね今世に出てる我が社が誇る
VRゲームの専用デバイスなんだ!て事ではい!」
カチャリ
「え?」
使用者登録開始シマス
「え?え!あ…あの!」
「それはもう君の物だぞ!あっコレソフトね」
「え、ありがとうございます……じゃなくて!貰えませんよ?!だってものすごく高いんじゃないんですか?!」
「うんそうだね軽く50万かな?ソフト込で」
絶句とはこの事なんだろうと私は思っている
「ごっ!ごじゅ!?!」
「ハッハッハ、ではサラバダー!」
「あ!まっ!」
社長さは凄速さで暗闇に消えていった
去り際に
楽しんでおくれよーと
言いながら
その頃には悲しみとかよりも
「えぇぇ?」
困惑でいっぱいだったのだった
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
続かしたい