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目が覚めたら美少…女?

学校に向かっていたはずが気づいたら謎の世界にいた僕。

目の前には美少女?

そしておっぱい!

「大丈夫か?おい!起きろ!おい!おい!」


(ん?誰だ…僕の眠りを邪魔するのは…僕にはラノベ的展開で朝起こしてラッキースケベを起こしてくれる幼馴染みもいなければ、お兄ちゃん大好きで毎日エプロン姿で起こしてくれる妹もいないぞ。)


僕はそんな事を考えながらまた眠りにつこうとした。


「しっかりしろ!こんな所で寝ていては風邪をひいてしまうぞ!早く起きろ!」


(夢にしてはやけにハッキリとしているな。声も可愛いしなにより頭の当たりが柔らかい。)


僕は嫌々ながら閉じていた目を開きあおむけになっている体を起こそうとした。




ムニュ




(なんだこれ?僕の顔に何かついているぞ。)


僕は顔についているものが気になり両手で確かめようとした。


ムニムニ


「実に柔らかい。そしてなんというフィット感。まるであるべき場所に帰ってきたかのよう…」


「何をするのだ!怪だものーー!!!!!!」


次の瞬間僕の右頬を尋常じゃない速度と威力で何かが飛んできて僕は吹っ飛ばされた。


「何故だ…どうして…ガク」


そしてまたもや僕の意識は遠のいていく。


「あああー!す、すまない!つい反射的に…、って!おい!何をまた寝ようとしている!起きろ!おい!」


(さっき僕に喋りかけてくれてた子かな?その子の声が聞こえる。あぁ、なんというか、気が強そうで姿を見なくて想像できる声だ。)


そんなことを思っていると僕の意識はまたもやシャットダウンされてしまった。





目が覚めると僕の知らない天井があった。木造の天井で田舎のおばあちゃん家みたいな雰囲気がある。どこか鼻につくような匂いがするが嫌いじゃない。どちらかという好きな匂いなのかもしれない。


「おー!目が覚めたか!全く起きないので心配したぞ!」


隣で聞き覚えのある声がした。


「君は…誰?」


僕は起きたばっかでまだ回転していない脳を使って必要最低限の語数で質問した。


「いやー、驚いたたぞ!ワシが散歩していたらまさか道端で寝ている少年を見つけたものでな!しかも見慣れない格好をしているもんだから余計に驚いたわい!」


まだ冴えてないため目もぼやけているが声からして女性だ。喋り方は男性ぽいが声が明らかに高い。


少しずつ息を取り戻してきた僕の脳で僕は状況を整理しようとした。


「えっと…つまり僕は道端で寝ててそこを君が助けてくれたと…ということでいいのか…oh!!!」


僕は首だけを彼女の方に向けて質問しようとした。しかし僕は目の前の光景に一瞬で目が覚めてしまった。


隣にいた彼女はなんというか…エロい!


そう!エロい!なんだこの格好は!浴衣?なのだろうか、時代劇なので見る服を腰辺りまで来ていて上半身は胸を包帯らしきもので巻いているだけ。そのため胸の谷間が激しく強調されておりとにかくエロい!おっぱいソムリエの僕から見てもGカップはあるんじゃないか…


「どうした?ワシの顔に何かついているのか?」


僕は彼女の言葉で我に帰った。


(揉みたい…揉みたい)


「う、ううん!平気だよ!それより君は寝ていた僕をここまで連れてきてくれたんだよね?」


僕は胸に目がいってしまいそうなのを抑えて彼女に質問した。


「そうだ!とても重かったし大変だったぞ!感謝しろ!」


と彼女はドヤ顔で腕を組みエッヘンと言っている。


「アハハ…それはごめんね。わざわざ運んでくれて。」


「気にするな。そんなことよりそなたは何者だ?見慣れない格好だが、もしや外国のやつか!」


急に警戒し出す彼女に僕は慌てて弁解する。


「違うよ!僕は普通の日本人学生だよ!アイムジャパニーズ!!」


「ジャ、ジャーズ?そなたは何を言っているのだ。それに学生?なんだそれは?そなたの職か?」


「え?」


彼女は何を言っているんだ?それに何故さっき外国だと思った途端僕を警戒したんだ…


「えっと…ごめん、何を言っているの?君も見た目からして学生だよね?」


(服装はエッ…個性的ですけど)


「だからそなたは何を言っている。ワレは立派な武士だぞ。」


「ん?今何て言った?ぶ、ぶし??」


僕は思わず聞き返してしまった。まさか、この子、本当は痛い子なんじゃ…


「そうだ。武士だ。といっても今は見習いだがな。」


何を言っているのかサッパリだ。でも確かに彼女の服装はエッ…個性的だけも武士っぽい。男性が着る用だと思うけど…それにこの木材の天井。見覚えがある。僕が小学生の頃行った歴史博物館にあった天井とそっくりだ。そして彼女はさっき外国人だと思った僕に対し、敵意をみせ警戒した。


その途端僕の背筋にヒヤリとした嫌な予感が通った。


「えっと、そのごめん。今って令和何年だっけ?」


僕はかいたこともないような冷たい汗をかきながらゆっくり質問した。


「令和?何を言っている…」


やはりそうだ。僕は鈍感じゃない。こーゆー系の漫画やドラマはいくつか見たことがある。けどそれが現実に。


それを思った途端先程の倍の汗がでてくるが感じた。


「今は…」


やめてくれ!聞きたくない!僕は補修にいくんだ!いや…補修は嫌だな。家に帰るんだ!


「慶應3年だぞ。」


その時からだろう。この日本の歴史が変わっていくのは。


僕は知るよしもないが…





はじめまして!

らまです!

始めて書いている小説です!

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