ゴブリンキング
ちなみに主人公子供になっていますが、服装はスーツです。ちゃんと大きさもピッタリです。
The ご都合主義
カーナビ(ERROR)を使って森を迷いなく進む。時々現れるゴブリンやオークを倒していたからか手加減も大分上手くなってきた。
「ERRORよ!俺は遂に手加減出来るようになったぞ!!フハハハ」
ポンッ[おめでとうございます]
「ッフ。俺にかかればこんなもんよ!」
と浮かれつつもちゃんと周りを警戒する。
ERRORが居るから大丈夫だが、ERRORが言うには気配を察知できるようになると後々楽だからだそうだ。
俺もファンタジーできて一石二鳥だな。
ポンッ[200メートル先、右方向にゴブリンの集落があります。どういたしましょうか?]
「複数相手した事ないし練習もかねて行くか」
ふふふ俺の力を見せる時が来たようだな。
「ERROR走るぞ!」
ポンッ[ちょっと、まっt
ERRORの返事も待たずに走りだす。
あ、あれ、おかしな。新幹線並みに速いきが...
慌てて止まろうとするがなかなか止まらない。
そして俺は目の前の巨木にぶつかった。
「ぬわああ何故だあ」
ポンッ[スギト様、身体がバグってることをお忘れですか?]
あ、そうだった。テヘペロじゃない!
「歩くこと出来るのに走るの無理なの!?」
ポンッ[残念ながらそうみたいです]
「これも加減覚えなきゃダメですかい」
ポンッ[はい]
[はい]じゃねえよ!くそお
き、気を取り直してゴブリン集落レッツゴー!
ゴブリン集落に着いた。
おおお!想像どうりだ!
ボロボロの草でできた屋根に腐り落ちたようなボロボロの壁。全く持って想像どうり。
よっしゃあ!ゴブリン狩りじゃああ!!
ポンッ[ゴブリン意外の生物を感知...人、それに子どもですね]
「え!?子ども!?」
ポンッ[ええ、恐らく食料として連れて来られたかと思います]
「...まじで?人食うの?ヤベエ鳥肌立ってきた、子どもは生きてるよな?」
ポンッ[辛うじてですが]
「...なあ?手加減しなくていい?木端微塵にしてくる」
ポンッ[了解]
さあ、ゴブリン殺戮showの始まりだ。
子どもに向かいつつゴブリンを一撃で仕留めていく。気づかれてもお構い無く子どもの方に向かって行く。
もう少し、もう少しで着く。着いたらERRORに回復してもらえばいい。だが、ゴブリンの数が多すぎる。
「ERROR!数多くないか!?」
ポンッ[そうですね。恐らくゴブリンキングが居る可能性が高いかと]
「キングいんの!?」
キングは後回しにして、まずはこの群れをどう切り抜けるか。
ポンッ[フレア]
突然ERRORが何か言ったと思ったらゴブリンを一掃していく。
「うおお!?ナイス!」
いつもなら嫉妬しているところだが今はとても頼もしい。
燃えているゴブリンを無視し子どもに駆け寄る
「おい!大丈夫か!?ERROR回復を!」
ポンッ[ヒール]
ヒールをかけたお陰で子どもの傷が癒えていく。
よくよく見ると子どもは女の子で狐のような耳が生えている。
「お!?これって獣人じゃねえか?」
ポンッ[そのようですね。それより...キングが来ましたよ]
「了解、ERRORは子どもを守りつつ雑魚を殺ってくれ」
ポンッ[把握]
ゴブリンキングが荒々しい音を立て攻めてくる。
だが、遅い。まずは一本ゴブリンキングの腕を引きちぎる。
「ウガアアアア!??」
二本め。
「ウギャアアア!!?」
ゴブリンキングが叫ぶ。だがそれでもやめない。
右足、左足も順に引きちぎる。
「最後はどこにしようかな?」
とても冷たい視線でゴブリンキングを見る。
ゴブリンキングは叫ぶ。死にたくないから。
「生きるためだからな。そりゃあ子どもだろうが何だろうが食べるよな。俺だってそうさ。でも、見てしまった以上無視はできない。お前は関係ないだろうって?関係あるよ?夜安心して眠れないそれだけだよ」
最後の一本 首をとる。
「ERROR?終わったよ」
ポンッ[お疲れ様です。随分とサイコパス発言してましたね]
「...ああでも言わないと殺しずらいだろ」
ポンッ[生きようとするモンスターが可哀想に見えて悪役を演じたってことですか?]
「おい!!恥ずかしいから言うな!!!」
ポンッ[そろそろ獣人の子どもが起きると思いますので私はここで]
([聞こえますか?])
(え、え!?)
([テレパシーです。これで子どもに聞かれずに話しができます])
(また、お前!?見せびらかすんじゃねえええ)




