7日常目 好奇心で滅びる身
父さんの能力についてです。
父さんのアビリタについて…
少し興味が湧いたから実験してみることにした。
山の中で修行しに行くと言って、出かけて時計も何も持たずにずっと立っているという実験だ。
これに、何の意味があるかというと父さんの能力の限界はどこまでなのか恐らくわかるだろうと、思ったからだ。
「それでは、実験開始」
5分経過…
「まだ、いけるな…」
30分経過…
「まだ…まだまだ…」
60分経過…
「もう半日くらい過ぎたかなー?」
2時間経過…
「オナカスイタナー」
4時間経過…
「疲れないんだけど、暇すぎるな」
8時間経過…
「ん?…だんだん暗くなってきた?」
16時間経過…
「もう完全な夜だな…今日はここで野宿か…」
20時間経過…
「眠れない!…本当に何もしないと疲れないのか…」
40時間経過…
「そろそろ1日くらいだったかな?」
80時間経過…
「っは!気がついたら暗くなってる!…感覚がおかしくなってきたかな…あと1日くらいで帰るか…」
120時間経過…
「ただいまー……?」
「今までどこに行ってたの⁉︎」
「え?修行してくるって言ったじゃん」
「5日も帰ってこないなんて聞いてません‼︎」
「え?5日?まだ、2日ちょっとだと思ったんだけど…」
「あんた、父さんのアビリタよく知らないで使ってるでしょ!父さんの能力はねぇ何もしなきゃ疲れないから門番的役割は果たせるでしょうけど、時間感覚がおかしくなるの!」
「へ、へぇ」
「歩いて帰ってきなら、お腹空いてるんじゃないの?」
「あ、そういえば言われたらそんな…き…が……。」
バタンッ!
「はぁ、やれやれまだまだ子供か…人の能力を知りもしないで使うとどうなるのかよく分かったでしょう。」
薄れゆく意識の中で母さんのそんな声が聞こえた気がした…気のせいだな!多分!
ま、実験できたし良しにしようか!
友達増えると良いな…
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