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ニートな僕と夢世界。  作者: 神津 有栖
始まりのバンジー
1/2

プロローグ


もし、

これは、もしもの話だ。



もし、あのとき



あの絶景が堪能できるという



あのマンションの最上階に入って



あの人たちのことを思って



あの姉のことで踏みとどまらなければ、



“あの子”に出逢うことはできなかったのだろうか。



 未だに僕は自問自答している。

それで、本当に良かったのだろうか…と。




…まあ、なんにせよ、僕はその後人生を謳歌できるので、いまさらそんな昔のことを掘り返しても何も面白くもないのだ。


さて、これは物語の当初、いきなり主人公が自殺をしようとする場面から始めようかと思う。だが、しかしこの自殺は結局は未遂で終わってしまうのだが…



あの子のおかげで…





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