レポート45:エレメントと周辺の台地の関連性について
本日も天気は曇り空。そのくせ熱いクソの空模様。
だが、水都周辺とは違い蒸し暑いと言うよりは砂漠のような乾いた暑さ。
「相変わらず…都の外に出たら不毛の地だね。」
「それを正すためのこの旅路ですから。」
かつての地図に従いあるこうとしても肉塊にのまれて地形は変化しておりあてにならない。
だが興味深いこともわかった。
「…大まかな地形は変わってないのか。この世界。」
「そうなのか?」
「堆積年数の新しい層は結構侵食されてて地形変化が大きいが、古いところはそんなに大きく変わってない。案外、地下の方が安全だったりするのかもな。」
「無差別な侵食なら諦めもつくんだけど、差異や例外があると、そのうち無効化できるんじゃないかって希望を捨てきれなくてこまるよ。」
「高火力で焼けば無力化もできるとわかったものな!」
「焼いたあと結局不毛の地だろ。」
「…それもそうであるな。」
そのまま肉塊の地を進軍する。
実際、どうなのだろうか。そのうち無力化できるのか。遅かれ早かれ程度の差でしかないのか。
少し歩いていると、突如周りの空気感が変わる。
地面から立ち込めていた熱気は収まり、多少暑さが緩和される。
「セーフゾーンに入ったのかな?」
「いやそんなはずは無いんだが…」
1度地形探査を解除して周りを調べる。
気温:28~30°Cまあ少し暑いくらい。
湿度:30~40%程度
大気は普通。地質を解析。
土の密度が高い。強度も高い。
試しに軽く踏み鳴らしてみると土というよりかは、石のような音と感覚が帰ってくる。
「押し固めれて岩みたいになってるのか。」
「これは…歩く度に足が疲弊しそうだね。」
「少し多めに休憩を取るようにするか。」
3つのデータで語るのはまだ憚られるが…
恐らく、地質の変化は土のモノリスギアに関係があると思っていいだろう。
もしかしたら、この近くにあるのかもしれない。
「…もしこの法則が当てはまるのなら……木都も案外すぐ見つかったりしてな。」
再び地形の索敵を開始。とりあえずは地下メインで、土都を探すものとしよう。
そして本日の教訓。
索敵は絶やさないようにしようね。何故か?
足元が崩れ落ちるからだよ。




