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中森さんちの異世界生活  作者: 欠席
第1章
4/7

幕間 -ほのかな想いの芽生え-

馬車が遠くなっていくと同時に、俺の悪戯心が頭を擡げる。


「おい、サンディ」

「…任せて」


おーおー、悪い顔して。


「ねぇ、ミリィ」

「何?」

「お熱い視線だったねぇ。ああいうのが好みなんだ?」

「な、何のこと?」

「またまたー。気になってんでしょ?結構イケてたもんねぇ」

「別にそんなんじゃ…それにまだ子供じゃない」

「んー?あれあれー?私はヤスヒロさんのことを言ってたんだけどなぁ〜。ミリィはいったい誰のこと言ってるのかなぁ?ねぇリック?」

「そうだなぁ。あいつはどう見ても成人だよなぁ?」

「え、あ、ちがっ…」

「ほほう。な〜んじゃ、そういうことか。やけに大人しいと思ったら…」

「だから違うって!」

「何がどう違うのやら、ワシにはよく分からんなぁ」

「さーて、俺たちも中に入ろうぜ」

「そうだねー。さ、ミリィ、いこいこ」

「ちょっ、聞いてるの!?」

「まぁまぁ、それにほらー、また会えるってさー。よかったねぇ。にししし」

「し、知らない!」

「いやー、青春だなぁ」

「お主もそう変わらん年じゃろうに」

「そうだな、この町の美人が俺を待っている!!行くぞガンド!」

「お主にはサンディがおるじゃろうに…めんどくさい奴らじゃ…」

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