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いきなり世界救えって言われても  作者: リノる
異世界に降り立つ
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08 魔法の適性

オークとの戦闘を始めてから数十分を経過してようやく

「これで最後か…地味に辛いな」

「地味に…ってあなた何者ですか?」

そう、オーク10匹との戦闘は、普通5人以上の小隊で戦うものだ。しかし、今回は違う。2人で10匹だ。地味にというレベルではないのだ。

「ん、俺か。俺は雅人だ。今は旅人だ。そういう君は?」

「あ、申し遅れました。私はリアリス・ソルージュと申します。リアと呼んでください」

リアという少女はどうやらこの近くの街に、いた冒険者らしく今回は依頼でここにいたらしい。

「リアさん、俺は街に行きたいのだがあいにく道がわからないんだ。よければ案内してくれないか?」

「はい、分かりました」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

道中、雅人はリアに魔法について聞いた

「魔法は己の魔力を利用して発動します。しかし、魔法は適性がないと使用できません。さらに、その適性も属性ごとによって変わります」

「属性ごと?」

「はい、火、水、風、土、雷、聖、闇にわかれており、さらに特殊な属性があります」

「特殊な属性ってどういうの?」

「例えば、時空間魔法や身体能力上昇魔法など色々あります。まぁ半分くらい趣味などに属する戦闘には不向きな魔法が多いです」

「その適性はどうやったら分かるのかい?」

「それはですね…この魔石を使います」

リアが出したのはほんの小さい、色とりどりの石、8個ともに色が違う。

「適性があれば、石に魔力を込めると反応します。例えばこの『水の魔石』に魔力を込めると…」

と言うと『水の魔石』から水が出てきた

「おお!すげえなこれ」

「はい、これで私に水の適性があることが分かります」

「ちなみにリアさん…」

「リアと呼んでください」

「あ、はい。リアさ…リアの適性はいくつあるの?」

「私のは水、雷、聖の3つですね」

「へぇ、魔法の適性はいくつもあるのか。じゃあ俺も試してもいいかな?」

「あっ、はいどうぞ」

「じゃあ」

そう言うと雅人は『火の魔石』を手にした

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「いや〜、驚きました。まさか、適性が土と聖以外あるなんて。」

「いや、俺も驚いたよ」

神様効果なのかなと、思ったけどもまぁ深く考えないことにしよう。

「そういえば、スキルってもってる?」

「スキルですか?あれは、一部の人にしか与えられないものです。」

「じゃあ持ってないと」

「いえ、私は持っています」

「あっ、そうなんだ」

どうやらリアのスキルは、一時的に魔法の詠唱を省略するものらしい。威力とかは少し落ちるみたいだがかなり使えるなぁ。


ようやく魔法の説明が出てきました。

そしてリアの名前も出てきて良かったです


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