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夏生詩集3

勝手に決定の後

作者: 夏生

テレビが映し出す

曖昧な言葉で話す男

わけのわからぬことに

絶対をつけて

何が大丈夫?

何が決して?

聞いても答えない


光のない瞳の奥に

熱いものはなくて沈んで

焦りの中で心より動く頭

人の心、地面に隠して

平気な顔して

兵器を使うという


誰のための戦い

戦うことで守れるものは本当にあるの

奪えば奪われる

壊せば壊される

それ以上何もないことを

知っているはずだ

特にこの国の民は


暗い煙の中

やり取りされる僕らの未来を

取り戻せるのは僕らだけと

痛みを知る人たちは叫ぶ


守れるのは僕ら一人一人






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