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プロローグ


私はごく普通の

一般家庭に生まれた。

父、母、兄が二人に私の五人家族である。


父、篠崎 賢之助は、まだまだ現役のサラリーマンだ。ちなみに部長。


母、篠崎 桃子は、専業主婦。


そして、社会人の上の兄に

大学四年の下の兄。


最後に今年大学生になったばかりの私、篠崎しのざき とおるである。


あ。ちなみに

上の兄は篠崎 修斗

下の兄は篠崎 郁斗という。

…と。

ここまでは

何処にでもいるような普通の家族だ。


しかしながら

うちの家族は一つだけ

異常な点が存在するのだ。


そう、まさに異常。


何が異常かというと

それは、家族全員(私を除く)が大変見目麗しい顔をしていらっしゃるということ。



父、賢之助は

常に危険な色気がただよい眼鏡が最高に似合う美人さん。


母、桃子は

グラマーなボディに

ロリロリな顔という危険な組み合わせの美女。


上の兄、修斗は

父の遺伝子を

色濃く引き継いだ美形。


下の兄、郁斗は

今どきの爽やか系イケメン。



そして、

どこを間違ったのかふつーの顔で生まれてきた私。



きっと、これからずっと平凡な顔で美形な家族に振り回されつつも、平凡な毎日を過ごすものだと思っていた。



あの時、

あんなことが起こるまでは。




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