自己紹介
しばらくじゃれあって落ち着くと
やっと京がそれぞれ紹介を始めた
京「俺の好きなうさぎさんは狂崎桜ちゃん!
かわいいだろ〜人見知りを直したくてクラブで治そうなんて荒療治してるんだ、俺のそばにいればなにも怖くないよ」
いいながらうさ帽子をなでている
桜「あっ!ちょ頭なでないでΣ(・∀・;)
ありがとうございます!宜しくお願いします」
喜んだり照れたり忙しい表情を見せる
京が選ぶには珍しいタイプの子だ
悪ふざけで用意されたうさ耳を気にせずずっと被っているところを見ると天然ぽい
京「でこっちの桜をいじめてる子が彩ちゃん
俺の友達にまで噛み付くなよ?」
「はぁ?!可愛がってるだろ!
別に誰にも噛み付いてませんけどぉ」
京「んで、太陽!俺の親友!頭いいし見た目もいいし器もでかい!暴れん坊ちゃんは他に貰い手ないと思うよ!なんてね!」
「余計なお世話だ!桜に近づくな!」
パーン!
いい音を出して京の頭をひっぱたく
彩は桜の心配ばかりで俺がソワソワしていることにまったく気付く様子はない
俺のためにも京のためにもとりあえず二人を別々にしないとどちらの連絡先も手に入らないだろう
俺は自分の酒を飲み干し、唾を飲み込むと彩の手を握った
「俺の酒なくなっちゃったんだけど一緒に買いにいこう
二人の追加分も買うから好きなの選んでよ」