冒険者ギルドで絡まれた
あ、もう朝かー。下に行って朝ごはん食ベるかー。
「おはようございます」
「あ、ああ」
「なんか元気ないですけど大丈夫ですか?」
「ああ大丈夫だ」
「なら僕の気のせいです」
うーん元気ないと思ったんだけどなー。あ、ご飯きた。ソーセージと目玉焼きか。めっちゃうまそう。お、うまい!ここ選んどいてよかったー。
「美味しかったです」
「それはよかった」
「冒険者ギルドに行くので」
「ああわかったじゃあ昼いらないかな?」
「いや欲しいです」
依頼簡単だよね?大丈夫だよね。
「わかった」
「よしじゃあいくぞー」
「主一応隠れてるけどみとくねー」
あ、メリールもいた。なんか隠れて見といてくれるから嬉しいな。
「わかった、ありがとう」
「うん!」
「よーし入るぞー」
おおーすげぇー。じっさいにみるとまたちがうねー。神界にはこんな魔物をとうばつする団体とかないしね。
「うーん、どれにしよう。よし、これにしよう」
これいいねー報酬が美味しいし簡単にできる。
「おいそこのガキ」
うーん、なんかもめてるなー。その人あきらかにわるそうだなー。誰かが対処できるといいんだけど。
「おい、お前だって言ってるだろ」
「え、もしかして僕に言ってる?」
ちょっとまって。
「こういう時って喧嘩した相手がなめてボコボコにされるとかそういうのなかったっけ?そうじゃないといいなー」
「おいガキ、お前心の声漏れてるしなまいきだなぁ?おとなしくその依頼やこせや。お前みたいなガキができるわけねぇんだよ」
ありゃりゃ心の声ダダ漏れだったかな?
「そんなことありませんよ」
「そうか、じゃあおれに勝ったら謝るからお前が負けたらお前が謝れ」
ガヤガヤ
「やばいぞあいつは腕だけいいんだ謝った方が良くないか?」
「ああ、その方がいい気がする」
「そこの二人けんかはよくなっ」
「いいよ」
へーなんかガヤガヤしてるけど僕の配下はこいつより圧倒的に強いはずだからなー。みんな心配しすぎだなー。
「じゃあ訓練場で勝負だ」
「うん」
「おい、受付の人大丈夫なのか?」
「しょうがないです二人がいいと言ったら私たちは止められないのです。流石に致命傷になりかけたら止めますが」
「そうか」
周りの人がやばいやばいって言いすぎてこわいな。
「じゃあルールはリタイヤや戦闘ができない状態になった人の負けだ」
「わかった。後僕テイマーなんだけど大丈夫?」
「ああ、2匹までいいぞ」
「わかった!ありがとう」
まあ、動物なくても魔法使えるけど僕の得意な魔法だからね。
「じゃあいくぞ」
「うん」
〜数分後〜
「おーここかー」
広いなー。本当にすごい!
「じゃあやるぞ」
「うん、その前になんでいろんな人がみてるの?」
「ああそれは、試合を見たい奴が多いからだ」
へー、すごい結構いるものだね。面白いけど僕はタイマーだから2匹に任せよ。あ、そうだ審判必要じゃん。じゃあこうしよう。
「なるほど。審判がいた方が良くない?」
「それは、うけつけにおねがいする。おーい、受付ー審判やってくれー」
「げっ、まあいいですよ」
うん、明らかにいやそうだな。
「では、よーいスタート」
「はじまったな」
「うん」
始まったー。やったー、久々の訓練だー
「テイムしてる魔物はは出さないのか?」
「今から出すよ」
「メリール、カーバニー」
カーバニーは、ストラレイ。まあ犬ってことかな。
「お前、よく見るやつをテイムしてるなあ。それだとくそ雑魚だぞ?」
「くそ雑魚ってなにぃ」
くそ雑魚って言わないで欲しいなー。ちなみに僕こうやって人を騙、人に心が弱いって思わせてるんだ。後この人僕の使い魔のこと勘違いしてるじゃん。この人が言ってるの、スライネコとサマリーイヌじゃん。間違えないで欲しいな。あ、落ち込んでるフリしてる場合じゃないや。
「いつも通りに自由に戦っていいよー」
「「はい、主(様)」」
「いつも通りにやるよー」
「主様のお役に立つために」
うんうんやる気があってよし。
「よし、僕も援助するか。体力増強、魔法強化、スピード増強。よしっこれでおっけー。あとは、ウィンドカッターで援助だ」
「お前そんなことしてるのガチで雑魚じゃねぇか」
「うぅだから雑魚じゃないってぇ」
こいつ僕たちより弱いこと知ってなくてかわいそうだな。
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視点:メリール
「主に暴言言うな」
「はあ?すいませぇんねぇ?」
こいつこんな変な謝り方で許されると思ってんのかな?
「わかってないなぁ。ファイヤーストーム」
「ぐへぇ」
「意外と弱くねぇか?」
「そんなことねぇ、こここんなのくそよわいよ」
動揺しすぎだねぇ。
「うんそんなこと思ってなさそう」
「おおおもってますよぉー」
私は、メリール。親が死んで私がさまよってた。そしたら主が拾ってくれた。テイムされた今は誰にでもみられるが私の種族は、基本優しい人しか見れない。でも最近は優しい人が少ないから悲しかった。でも主はみれた。だからこんな優しい主が神界から追放されるのもおかしいことなのだ。
ちなみに私たちが戦っているけど本当は主の方が強い。なんで弱そうにしてるのって思った?それは主がみんなを騙しているのだ。騙している人は優しくないんじゃない?と聞かれるかもしれないけど私たちを強くするためにみんなから弱いと思わせているのだ。だから優しい嘘みたいな感じだから優しい認定されてるんだ。まあでもそのせいでたまにいじめられたりしてたんだけどね。
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視点:カーバニー
主は、よくいじめられてたのにもなにを言われても耐えていた。すごいく優しいのだ。主の最初にテイムしたのは私なんだ。優しく接してくれてうれしかった。最初は、私も弱かった。だけど地道に訓練したりして強くなったんだ!
現実に戻ってとりあえずこの主に悪口を言ったクソやろうが大分弱ってるから、魔法を使う。
「アイスガン」
「ぐへぇ」
「これでどうですか?」
「こ、こうさんだぁ。もう傷めないでクレェ」
やった!勝った。でもこいつ弱すぎ。
「主、やりましたよー」
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視点:クリス
「主、やりましたよー」
「あれ?もう終わっちゃった?」
早すぎるなー。あんまり訓練にならなかったなー。期待外れだった。
「うん、もうちょっと手応えあると思ったんだけどね」
「こら、そういうことは言わない」
「相変わらずお人よしだね」
流石に手応えがないってその人の前で言っちゃダメでしょー。あとそんなにお人よしかな?
「そうかなぁ」
ガヤガヤ
「おい、あいつBランクを倒したぞ」
「やばいぞ」
「あいつランクだった?」
「クリスさんはCランクです」
「聞いたか、すごい天才だぞ」
「なんかガヤガヤしてるね」
「こんだけで騒いでますね」
「うーん、普通じゃない?」
「いや僕たち人間界だと普通じゃないからね」
「そうだったの!」
「そうだよ」
「じゃあ主は、、、」
「秘密にしておいて」
今まで神に育てられた君たちが普通だと思ってたと。ちょっと異常だね。あと僕のことはなるべく秘密にね。
「うん」
「あの、すいません」
「はい?」
「あなたCランクですよね」
「うん、そうだよ」
なにをあたりまえのことをいっているのだろう。
「あなたをBランクにあげます」
「急ですね」
本当に急すぎるな。
「まあBランクのグニサリアを倒ししかもみんな困ってた人を倒したんです」
「そうなの?」
「はい。なのでギルドカードを貸してください」
「わかりました。はいこれです」
「ありがとうございます」
「ではこの依頼とりあえず受けさせてください」
「いいですよ」
ふぅ、なんやかんやあって依頼受けれた。よし、行くか。
「じゃあ行ってきます」
「はい」
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視点:受付の人
子供がBランク以上強いという異常なことが起きた。あの子は間違いなく天才だ。私はユニークスキルを持っているから受付の中で一番優秀だ。私のユニークスキルは能力や才能を見抜けるスキルだ。私は使ってみた。検査結果は「見る事ができない」だった。これは異常だ。どんなにつよいのだろうか。でもこうなるのは、、、、マニュアルを急いで確認しよう。あと急いで報告しないといけないのだろうか?子供が強かった。そう報告しとこう。
子供だからって舐めちゃいけませんね。(まあ神様だからだろうけど)