表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

生成りの上着

作者: 今井キマリ

生成りでいいじゃん。


グーク君の上着。


黒で誤魔化すより、


断然生成りじゃん。


松ぼっくりを、


グーク君は、好きだよ。


グーク君は、2歳半のとき、


取り憑かれた松ぼっくり収集を、


アレンジして、


続けている。


真っ直ぐな眼差し。


グーク君は、幸せだって。


夏より春が好きだけど。


秋も冬もみんな好きだよ。


だからグーク君の上着は、


生成りが良いと思う。


僕たちはそう思う。


グーク君が、真っ赤な上着なんて、


絶対ないよ。


幸せ探しの続きに、


グーク君の部屋にある


生成りの上着を、


明日は見たいな。


グーク君、界。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ