円形都市クロス
魔物に遭遇する事もなく、アリアと一緒に、やっと円形都市クロスに到着した。
円形都市は、円形の壁に囲まれていて、中央に行くほど、地形が段々に高くなっていて、一番高く中央には、クロスの国の城が建っていた。
正門には、門番が立っており、人が並んでいて、俺達も並んだ!
俺達の番がやって来た。
「クロスに入国するな、身分証かギルドカード提示で、ないなら通行料500Gだよ!」
身分証等ないので、俺達は、500G支払った!
「黒髪黒眼なんて、珍しいなー! クロスには何しに?」
「冒険者になりに来ました!」
「そうか、頑張れよ!」
「ありがとうございます!」
「坊主と嬢ちゃん名前は?」
「俺は、レンといいます!」
「ボクは、アリアです!」
「そうか! 俺は、 ローンだ! よろしく!」
「よろしくお願いします!」
「よろしくお願いします!」
正門を後にして、クロスの国に入国した。
時計を見ると、18:00だった!
クロスの街の建物は石造りで、大都市な印象だった。
人も多く歩いており、活気があった。
ついつい美少女を探してしまう。
クロスの街のマップの看板があったので確認した。
一段目は、屋台、宿屋、飯屋、服屋、カフェ、スーパー、商会、本屋、温泉施設、飲み屋、娼館など!
二段目は、冒険者ギルド、奴隷商館、オークション会場、武器店、魔法道具店、公園、学校、教会、病院など!
三段目は、住民の家!
四段目も住民の家!
五段目は、貴族、クロス兵士の家!
六段目が、クロスの城!
男なら、娼館と奴隷商館には、行かないとな!
朝と昼と夕方に、鐘が鳴り、それが時間の感覚らしい。
「レンさん、これから、一緒に宿をとって、どこかでご飯食べませんか?」
「そうだな! アリア、どこかいい宿知ってるか?」
「お父さんと、泊まった宿でもいいですか?」
「いいよ! 案内頼む!」
「はい!」
それから、5分ぐらい歩いて宿についた。
宿は、おふくろ亭という名前で、1階は、食堂で2階と3階が宿になっていた。
「じゃあ、ここで部屋とって、飯にするか!」
「はい!」
おふくろ亭に入って、カウンターに行くと、キレイなお姉さんがいた。
特に、おっぱいが、アリアよりも大きかった!
鑑定した。
アリーナ 30歳 人族
レベル1
HP10/10
MP100/100
スキル
料理レベル4
清掃レベル5
Gカップ
「いらっしゃい! 食事かい?」
「泊まりと食事です!」
「なら、1人部屋なら1泊3000G、2人部屋なら4000Gだよ!」
「えーと!1人……」
「2人部屋で、お願いします!」
「アリア、2人部屋でいいのか?」
俺は、もちろん大歓迎だが……!
「2人部屋の方が、安くすむし、ボクあんまり手持ちがなくて……それにレンさんなら安心です!」
多分、安心出来ないと思うが……!
「2人部屋だね、4000Gだよ!」
4000G支払いした。
「じゃあ、2階の突き当たりの205号室だよ!」
鍵を渡された!
2人で、部屋に向かった。
部屋に入ると、ダブルベッド1つだけだった。
てっきり、シングルベッドが2つ並んであると思ったが、ラッキーである。
アリアの方を見ると、顔が少し赤くなっていた!
部屋には、窓があり、クローゼットと椅子が二脚にテーブルがあった。
ドアがあったので、開けると、トイレと洗面所と風呂があった。
風呂は小さいが、まさか異世界に来て、風呂に入れると思ってなかったので、かなり嬉しい!
そのうち、アリアと一緒にお風呂に……!
「レンさん、顔が、またニヤケてます!」
「そ、そうか! 風呂が嬉しくて!」
「ボクも、すごい嬉しいです!」
荷物を置いて、俺達は、1階の食堂で、飯を食いに降りて、カウンターに座った!
テーブル席も10席あった!
「そこのメニューから選んで頂戴!」
「じゃあ、日替り定食とビールで!」
「ボクも、日替り定食で!」
「1200Gだよ!」
支払いして、少しして、日替り定食が出て来た。
「レンさん、ありがとうございます!」
「全然いいよ、俺結構、金持ってるから!」
可愛い女の子が、持って来た。
「はいなのです!」
「ありがとう、偉いな~! 名前は?」
「アリアナなのです!」
「俺は、レンだよ!」
「ボクは、アリアです!」
「よろしくなのです!」
「よろしく、アリアナは、何歳かな?」
「12歳なのです!」
くそー!若すぎる!
「あの……娘さんですか?」
「そうだよ!可愛いだろ!」
「はい!」
アリーナさんは、シングルマザーらしい。
日替り定食は、クリームシチューとサラダとパンだった。
ビールを一気に飲み干した。
「ぷはあー!」
とにかく旨い!
日替り定食も、美味しかった!
「ごちそう様です。美味しかったです」
「ごちそう様です」
「2人とも冒険者かい?」
「まだですけど、明日ギルドに冒険者登録に行きます!」
「私の旦那も、冒険者で、クエストに行ったきり、帰って来なかったよ! あんた達も無理すんじゃないよ!」
「ありがとうございます!気をつけます!」
「ありがとうございます!」
それから、少し話して、アリアと部屋に戻った!
アリーナさんは、冒険者にナンパされていたが、軽くあしらっていた!
「アリア先に、風呂入ってくるか?」
「いいのですか?」
「いいよ!」
「じゃあ、先に頂きます!」
アリアが風呂に行った!
10分ぐらいたって、俺は、覗くかどうか天使と悪魔が戦っていたが、アリアが出て来た。
アリアは、タンクトップにホットパンツでエロかった!
風呂上がりで余計に、色気があり、俺の理性を保つのが大変である!
「アリア、風呂入ってくるよ!」
「はい!」
風呂から出たら、アリアは、既にベッドで寝ていた。
俺もベッドに入った!
アリアが横に居ると思うと、なかなか寝付けなかった!
おっぱいも気になるが、ケモミミと尻尾が気になり、少し触ってみた!
これは、気持ちいい、いつまででも触っていられる……!
「ん……!」
アリアが声を出したので、そっぽ向いて寝たのであった!
朝になり、目が覚めたら、背中に柔らかい感触が……!
これは……多分おっぱいだ……!
俺は、背中を上下左右に動かした。
「ん……はうぅ! レ、レンさん、おはようございます!」
「お、おはよう!」
「レンさん、着替えて来ます!」
「わかった!」
俺も着替えた。
アリアが冒険者の服装に着替えて来た。
「じゃあ、朝飯食って、ギルドに行くか!」
「はい!」
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