Aランク冒険アイザックとの激闘
「来い、グラディウス!」
エヴァが魔法鞄から、剣を出し剣を構え、竜化した。
カッコいい……。
エヴァは、耳の少し上から小さな角が生え、背中から翼が生え、お尻から尻尾が生えた。
竜化を鑑定した。
竜人族は、竜化する事により、パワーとスピードが10倍に向上し、竜の咆哮が使えるようになり、翼が生え、空を高速で飛ぶ事が出来、尻尾が生え、尻尾での攻撃が可能。
ついでに、エヴァの剣も鑑定した。
魔剣
素材は、オリハルコンで、魔力を流す事により、斬れ味が向上し、雷が剣に纏う。
魔剣の中では、攻撃力が最強。
俺の雷魔法の纏雷だな!
他の皆も、魔剣を構えた。
「妾に、任すのじゃ!」
遠くから、無数の矢とファイヤーボールが、俺達に向かってきた。
「ドラゴンブレス!」
エヴァが、竜の咆哮を放ち、無数の矢を落とし、ファイヤーボールは消えた。
竜の咆哮の威力は、凄まじく、そのまま5人倒れた。
「ドラゴンブレス!」
矢が飛んで来た方向に、またエヴァが竜の咆哮を放った。
残り3人になった。
「凄いな、エヴァ!」
「当たり前なのじゃ!」
3人のうち2人が、俺達に向かって来た。
竜の咆哮を回避した事から、なかなかの手練れだろう。
1人が、土魔法のロックキャノンを飛ばして来た。
「カウンター!」
反射魔法で、相手は、自分の魔法攻撃を食らい倒れた。
「アクセル!」
残り1人が、加速で、俺に向かった来た。
「ワールドストップ!」
俺が迎え撃とうしたが、アリアが、時魔法と神速を使い、倒したのだった。
「アリア、ありがとう!」
「ボクも、レンさんの力になりたくて!」
遠くから、1人出て来た。
後1人だ!
「ア、アイザック!」
「アイザックって?」
「覇者の剣のリーダーであり、Aランク冒険者のアイザックだ!」
こいつが……!
アイザックを鑑定した。
アイザック 30歳 人族
レベル500 Aランク冒険者
HP5000/5000
MP1100/1100
生活魔法
能力奪取
千里眼
透視
剣術レベル5
体術レベル4
弓術レベル4
棒術レベル4
斧術レベル4
炎魔法レベル4
水魔法レベル3
土魔法レベル3
氷魔法レベル3
風魔法レベル2
魔力回復
身体強化
魔力感知
気配察知
加速
剛力
なんだ……このスキルの数……!
こんなのラスボスだろう……!
能力奪取が気になり、鑑定した。
能力奪取
生きている対象に、手のひらをかざしてスキルスティールと唱えると、対象のスキルをランダムに1つ奪える。
自身が持っているスキルは、奪えない。
「お前達が、帰って来るまで、二日間も待ったぞ!!そこの男を引き渡せば、女達は、見逃してやる。その変わり、俺のパーティーに入ってもらうが!」
「死んでも嫌!」
「おととい来やがれにゃ!」
「ボクも嫌です!」
「妾は、レン以外嫌なのじゃ!」
「そうか!全員死んでもらう!」
アイザックがアリアの前で、、手のひらをかざした!
ヤバい……!
「スキルスティール!」
「カウンター!」
咄嗟に、アリアの前に、瞬間移動して、魔法反射をした。
魔法反射は、掛けだった。
「いいいい、一体何をしたーーーーー!おおお俺のスキルが……!」
アリアのステータスを確認したが、スキルは奪われてなかった!
自分のステータスを確認した。
俺のスキルに新たに、能力奪取が追加されていた。
ラッキー!
「スキルスティール!」
早速試した。
手のひらが光った!
ステータスを確認した。
透視のスキルが追加されていた。
エヴァが、アイザックに竜の咆哮を放った。
「ドラゴンブレス!」
「アースウォール! アイスウォール!ファイヤーウォール!」
アイザックが3段階の魔法の壁で、竜の咆哮を防いだ!
俺は、その隙に、アイザックの背後に瞬間移動して、剣で、一閃するが、剣で流され、そのまま、次の剣の攻撃来たので、上空に瞬間移動した。
さすが、剣術レベル5だな……。
アイザックが、炎魔法のレベル4のフレイムバーストを放つが、エヴァのブレスで相殺した。
「グラビティ!」
スノーが、重力魔法で、アイザックを足止めした。
アイザックは、重力魔法で、顔が苦痛の表情で耐えていた。
「ライトニングアロー!」
上空で、雷魔法を放った。
「ぐうあああああ!」
無数の雷の矢が、アイザックに直撃した。
そのまま追い討ちで、シオンが透明化で、アイザックを連斬りし、アリアも神速と時魔法で、アイザックを連斬りした。
「最後は、任せろ!」
俺は、上空から急降下して、雷を纏った魔剣で、そのままアイザックを頭から真っ二つにした。
アイザックは、体が割れ、滝のように流血し、倒れた。
脳内で、レベルアップと響いた。
「やった!倒した!」
皆が、一斉に抱きついて来た。
「レン、やったね!」
「皆が居たから倒せた」
アイザックやアイザックの仲間の戦利品の魔法鞄を貰い、死体は、炎魔法で燃やした!
死体の中には、俺達に絡んで来たジャイオとココリもいた。
戦利品の魔法鞄の中のお金は、全部で1億Gあった。
アイザック一人で、8000万G以上あった!
さすが、Aランク冒険者!
5人で、早速分けた!
一人頭、2000万Gちょいになった。
「クロスに帰ろ!」
「おう!」
俺達は、クロスに向かった。
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