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エロ男、女神様に会う

「ここは……どこ……」

真っ白な何もない空間だった。

たしか、俺は、死んだはず……。

はっきり思い出した。


俺は、通勤中に、電車の車内で女子高生にチカンして、その女子高生に手を捕まれ、ドアが開いて咄嗟に、外に飛び出し、そのままホームに転落して、目の前に電車が来てて、もっとエロい事したかったなー、まだ死にたくないと強い思った時、暖かい光に包まれそのまま意識がなくなったのだ。



目が覚めたら、真っ白な空間だった。

ここは、夢?それとも天国なのだろうか……。


「やあ!!」


「ひゃあ!」

びっくりした。


声がした方を見ると、幼女がいた!


ちなみに、幼女でもストライクゾーンである。


「き、君は? それに、ここはどこ?」


「アタシは女神様だよ!」


「へっ!女神様?」

こんな幼女が女神様……!


多分、これは、夢である。

夢なら、幼女に触っても大丈夫だろう!


幼女に手を伸ばそうとした瞬間、幼女に顔面を蹴られて吹っ飛んだ。


「イテテテって、あれ?痛くない!」


「ほんと、君は、エロ男だね!それに痛くないのは、当たり前だ、実際君は魂だけなんだから!」


「す、すみません!」


「あの…本当に女神様なのでしょうか?」


「どこから、どう見ても女神様にしか見えないだろ!」

どこから、どう見ても、見えない……。


「それで、どうして俺は、ここに来たのでしょうか?」


「君は、元の世界では、毎日自家発電したり、盗撮したり、チカンしたり、給料全部を風俗とAVのDVDに使ったり、妹のお風呂を覗いたり、何股もかけたり、暇があると携帯で出逢い系サイト見てたり、本当にどうしようもないエロ男だよ!本当に気持ち悪いよ!死んでくれって感じ、てか死んだんだった!てへっ!」


この幼女、言いたい放題だな、お尻ペンペンしてやろうか……それとも違うお仕置き……!


「何故、そんなに知ってるのでしょうか?」


「ここから、君の事をずっと見てたからさ!そんな事どうでもいい、そんなエロ男だが、この女神様が、気まぐれで、君を異世界に召喚してあげるよ!喜べ!」


「異世界に……本当ですか?」

生きれるなら、異世界でも、どこでもいい!

欲を言えば、お姫様に、勇者として、異世界に召喚されたかったよ!


「異世界に行って、魔王を倒して世界を救えとか言わないですよね?」


「魔王なんて、いないさ!」

今は、いないけど……!


「良かった!」


「ああ!それに、サービスでスキルを5個と身体強化した体と異世界言語理解をつけてあげるよ!感謝しろ!」


「ありがとうございます!あの異世界ってどんな所でしょうか?」


「これから行く、異世界は、アースという世界で、魔法が使えて、魔物が沢山いて、種族も人族以外に、獣人族、エルフ族、魔人族、ドワーフ族など様々だ!」


「わかりました!俺以外にも、その世界に召喚された人間はいるのでしょうか?」


「今までに何人かいるよ!」


「わかりました!」

魔物か……異世界に行って、すぐ魔物に襲われ死ぬなんて勘弁して欲しい……!


「スキルオープンと念じてみろ、スキルが全て出てくるから、その中から、5個選べ!」


「わかりました!」


スキルオープンと念じた。

すると、目の前にウインドウが現れ、スキルが沢山に並んで表示されている。



異世界言語理解

鑑定眼

千里眼

炎魔法

水魔法

土魔法

氷魔法

雷魔法

光魔法

闇魔法

剣術

体術

斧術

棒術

弓術

……

……

……


「あの……これだけあるなら、10個ぐらいダメでしょうか?」


「バカ野郎!5個でも、これから行く世界には、多過ぎるわ!」


「す、すみません!」


とりあえず、鑑定眼をクリックしてみた。


鑑定眼

対象やアイテムや魔物などを鑑定出来る。

YES/NO

と表示された。


もちろんYESをクリック。

しまった……、ノリですぐ決めてしまった!



「あの女神様、これから行く世界では、今後、スキルが増えたりするのでしょうか?」


「魔物等を、倒してレベルがアップすれば、新たにスキルを取得したりするけど、レベルアップしても一生スキル取得出来ない者もいる。だからレベル1でスキル5個でも多いよ!」


「わかりました!」


一応全部のスキルをクリックした。



時間かけて、なんとか5個選んだ!

やっぱり5個は少ないと思った。


「遅いよ、女神様を何時間も待たせるな!」


「すみません!」

これだけスキルある中から、5個選ぶなんて時間かかるだろう……。

この幼女、やっぱり、お尻ペンペンしてやろうか!


「今、変な事考えただろう!」


「い、いえ、考えてないです!」


「まあ、いい!じゃあ、早速、異世界に召喚するよ!」


「は、はい!」

ドキドキである、美少女がいっぱいいればいいのだが……。


「じゃあ、第二の人生は、もっとエンジョイして、いい人生ににするんだよ!」


「ありがとうございます、女神様!」


俺の体は、暖かい光に包まれ、そのまま、ゆっくりと意識がなくなった。





あのエロ男、エロい所を除けば、顔もスタイルもいいし、頭もよく女性と年寄りには優しく、いい奴なんだが……さて、異世界に行って、どんな日常を送る事やら!








─────────────────


読んでいただいてありがとうございます!



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