僕たちはアセロラの何を知っているのか
一昔前、ビタミンCが多く含むとかでアセロラのジュースが流行っていたが、僕たちはアセロラのことをどれくらい知っているだろうか。
味はジュースを飲んだから知っている。形はパッケージで見たことがあるが、どんな木になっているのか、どんな土地で生産され、どんな人が育てたのか。もちろんインターネットで検索すればある程度のことはわかるであろう。
しかしはたしてそれでアセロラを知ったと言えるのだろうか。見たことが直接知ったことになるのだろうか。アセロラがつくられた場所のにおいや農場の雰囲気は直接見ないとわからない。
そもそもビタミンCがなぜ体にいいと知ったのか。何とか大学の教授や美容マニアが言ったからなのか。はたまた教科書に載っていたからだろうか。
僕たちはただただ与えられた情報を鵜呑みにするだけなのか。たとえいくら情報があっても実際問題、それの正確さを確認できる機会は少ないだろう。
何京、何兆とある情報のなかで信じられるのは自分だけとは言えないが、これだけは言える。
信じるものを決めるのは自分だけなのだと。
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