番外話 メメンとモリン 2
メメンとモリンの過去話の続きです。
今回も内容はダークです。暗い気持ちになるかもですが、お付き合い下さい。
前回の区切りが早かった為に、かなり長文になりました。では、どうぞ!
命の重さは平等である!
なんて言葉は所詮、詭弁である。
時と場所と宗教観からくる倫理観みたいな物に幾らでも左右される。
命の重さは平等だと言えるは、平和であり争いごとが無いときにしか通用しない言葉である。
これが、戦争中であっても命は平等だと言えるのか?
もし、言い切れるのであれば、男であろうが女であろうが子供であろうが、手に剣を持っていなくてはならない。
死ぬのは兵士なのだから、兵士達によって与えられる平和の中で犠牲になった兵士達の事を忘れ、犠牲になった兵士以外の命について語ったところで、やはり詭弁であるとしか言えない。
しかし、だからこそ命は平等だと思いたいではないか……。
ルーランド帝国は武力による大陸の統一を目指していた。
そのために払われる犠牲には目を瞑るような態度であった。これは仕方の無い事だと、必要な犠牲であったと。
魔法の発展のためにと命を散らす子供の事である。
帝国の繁栄の為には必要なこととして、半ば当たり前だと魔法院の者達は言い切る始末であった。
中には、帝国の為に命を捧げれるのだから名誉な事だと言う、愚か者さえ居るほどである。
双子の少女を見なくなって一週間が経過していた。
ボークスは度々広場や食堂で姿を探したが、発見するには至ってなかった。
昼間の食堂で他の子供達の会話から、双子の名前と姿が見えない理由を知る事が出来た。
今までは名前を聞くことを躊躇っていた。すぐに、居なくなるかもしれない者の名前を覚えるのは悲しい事だからだ。
子供達の話から分かった事、メメンとモリンと言う名前と、最近姿を見せていないのは魔法の使用のし過ぎで体が壊れたらしい……。
あくまでも噂話であった為に、真相はハッキリとしていない。
午後の実験の時に、ボークスは担当の男に聞いてみることにした。
「リスト主任。最近、双子の子供を見ていませんが、何かあったんですか?」
「お前には関係ないことだ。気にする必要は無い……。
しかし、まぁ隠すような事でもないか……。
なに、新しい魔法陣の実験でな。二人とも精神をやられたから隔離しているだけだ」
何時ものように白衣を着て、痩せた顔に大きめな目を見開きながら、使えないガキだと呟いている。
「くだらない質問に答えていただき、ありがとうございます」
「お前は、軍の所属でもあるから教えただけだ。
それに、お前の症例を解き明かすまで、下らん事で悩んでもらっても困るしな。
此方としても結構配慮しているんだ」
大きめな目を細めながら笑顔を作っているが、下衆な笑みにしか見えなかった。
食堂で夕食を食べているときに背後から声がかかる。
「ボークス兵士、後で食事を二人分運んでおいてくれ。
普段運ばせてるガキが潰れて使い物にならなくなった。
場所は地下だ、行けば分かる」
魔導院の職員の一人が用件を伝えると、返事も聞かずに去っていく。
ボークスはこの建物に地下があることを、この職員の言葉で知ることになる。
自分の食事を終え、二人分の食事を持って地下室に向かおうとするが場所を知らない事に気付く。
食堂に居た子供に場所を聞いて、二人分の食事をトレイに載せて歩いていく。
聞いた場所を目指し一階の奥を目指す、普段は来ない場所であるため迷わないか不安になりながら進んでいく。
言われた場所は殆ど一本道だったために、最初の不安はなんだったのかと思いながら階段を降りていく。
地下なので日の光が入らないために暗いが、蝋燭がいたるところに備え付けられており、光源が保たれている。
少し薄暗い中を降りていく。すると目の前に机に肘を着きながら書類を読んでいる男が見えてくる。
「頼まれた食事を持ってきました……」
声をかけても男は反応を示さない。
「あの、二人分の食事をもってきたのですが?」
二回目の声で、やっと反応を返してくれる。
「ん、何時ものガキじゃないんだな……。
初めてか?一番奥の部屋に持っていってくれ。
ところで、お前さん兵士か?」
「はい、そうです。
食事は奥の部屋ですね、分かりました」
ボークスのように歳を取っている実験体は珍しいのか、逆に質問を受けてしまう。
「ふーん、そうか。まぁ、頼んだ」
質問をした本人は答えなどあまり興味がなかったようだ。とりあえず、質問でもしたような感じである。
男に言われた部屋を目指し奥へ向かって進もうとしたとき、最初の部屋が視界に入ってくる。
しかし、視界に入ってきたのは牢屋であった……。
部屋だと言われたので普通のものを考えていたが、目の前の牢屋で思考が停止しそうになる。
ここは何のためにあるんだ……。
ボークスが足を止めて固まってるのを、書類に視線を落としていた男が気付いて声をかける。
「どうした?部屋は一番奥だぞ」
「あの……、ここって何ですか?」
書類を読むのを止めて顔をあげ、男は何を言っているんだという顔をしながら答える。
「何って、ここは壊れた奴らを隔離する場所だ。
はぁ~、仕方ない。付いて来い」
男は立ち上がり、付いて来いと先を歩き始める。
男が先に進むのでボークスも遅れまいと付いて行く。
最初の牢屋には天井を見つめる男の子が座っている。
牢屋内には端の方にトイレと反対側にベットが置いてあるだけの簡単なものであった。
男の子は上を見上げながら何かを呟いているが、声が小さいために聞こえない。
初めて見る光景に、視線を外すことが出来ない……。
「あれは、食事も取らずに、何時も天井をみてるんだ。
ここにきて三日は経つかな、もうじき餓死でもするかもな……」
先を進む男が説明してくるが、語る口調は軽い。
奥まで見渡すと、牢屋が後三部屋もある。
今の子供が後三人以上居るかもしれないと思うと、段々と気持ちが悪くなってくる。
「こ、ここに居る子供はどうなるんですか?」
たまらず、聞いてしまう。
「ん?どうだろうな……。
今の奴みたいに食事を取らないのは餓死するまで放っておくし、精神に支障があっても使えるなら最後まで使い潰すかな……」
まるで物の事を話すように先を進む男が言い放つ。
「それは、それはあまりにも酷くないですか!!」
「うるせぇーな!大声出すな!
俺が決めたことじゃねぇーのに、お前に文句を言われたくない!
文句があるなら上に言え!たくっ!」
俺の知った事かと吐き捨てる。
確かに、この男に言ったところで意味が無いのかもしれない。
頭では理解したが、心が付いてこない……。遣る瀬無さが広がっていた。
残りの二部屋には誰も居なかった、最初の部屋で見た男の子が、他に居なかった事にボークスは安堵していた。
しかし、自分は二人分の食事を運んでいる。最後の部屋には、確実に二人は居る事になる。
最後の部屋の前で先頭を歩いていた男が立ち止まる。
極力部屋の中を見たくないボークスは、男が指し示す鉄格子の下に設けられている食事を出し入れできるスペースからトレイを押し込む。
そのとき、ふと部屋の中を見渡してしまう。
奥の部屋のせいか十分に蝋燭の明かりが入ってない牢屋内……。
そこに居たのはメメンとモリンだった。
向かい合うように座り、両手を強く握って、お互いに見つめ合っている少女。
「おい!飯だ!」
男が地下に響く程の声で話しかける。
「おい!飯だって言ってるだろうが!!
メメン!モリン!」
再度声をかけると、ようやく二人は立ち上がって此方に近寄ってくる。
「ねぇ、メメンはまだ頑張れるよ」
「うん、モリンもまだ頑張れるよ」
男に対して、食事のことなど気にかけず頑張れると言う二人……。
「分かったから、飯食え!
そんなに頑張れるなら、明日の実験で成果を出せばいいだけだ」
男に言われ二人は笑顔になっていく……。張り付くような笑顔……。作り物のような笑顔……。
メメンとモリンの笑顔を見て、ボークスはたまらず後ろの壁に近づき、先ほど食べた食事を戻してしまう。
「きたねぇーな、吐くなよ……」
戻したボークスの姿を見下ろしながら、男は最悪だと言いたげである。
「ねぇ、おにーさんはどうしたの?」
「ねぇ、おにーさんもここにはいるの?」
メメンとモリンから話しかけられるが、違和感を感じる。
まるで初対面の時のような話し方だった。
「メメンはね、明日魔法を成功させたらね、おかーさんとおとーさんに会えるの」
「モリンはね、明日魔法を成功させて、おとーさんとおかーさんに会うの」
笑顔でメメンとモリンが話しかけてくるが、二人の顔を見る事さえ出来ない……。
男がボークスの右脇の下に手を入れ持ち上げるようにボークスを立たせる。
ここにもう用事はないのか、男に引かれて入り口に向かって歩き出す。
「またね、おにーちゃん」
「またね、おにーちゃん」
後ろの牢の中から声がかけられているがボークスは返事も返すことなく、男に引かれていく……。
男が最初に居た場所まで、もう少しのところでボークスは問いかけた。
「あの二人に……、何があったんですか?」
「ん?複合魔法の実験で失敗したんだ」
複合魔法だと!!
過去、貯蔵庫という役割が確立されてない頃に、沢山の犠牲者を出していた魔法のことであった。
一人の魔力では行使出来ない魔法をどうにかして発動させるためにと発案された方法である。
複数人で魔力を出し合って一つの魔法を発動する方法なのだが、当時から危険性が高い事で知られており、禁忌扱いにされるほどであった。
複合魔法の何に問題があったのか。それは、術者同士の出し合う魔力量が同じでないと魔法が発動しない上に、術者の精神に凄く負担をかけたからである。中には命を落とす魔導師が出たために、複合魔法は禁止され廃れていった。
後に、貯蔵庫が登場し、複合魔法の有用性はなくなったのだが……。
なぜ、今になって複合魔法の実験をしている?
魔導師を目指す者なら誰でも知っている禁忌を魔導院の人間が知らないはずはなかろう。
「なぜ、複合魔法なんかを……」
「俺が知ってるのは、あいつら双子だろ?
元々、一人として生まれてくるはずだった魂だろ?
だから、複合魔法を使えるんじゃないかって上は考えたらしいぜ。
明日、再度実験するってよ」
「そんな、むちゃくちゃだ……。
最悪死ぬかもしれないのに……」
腕を引いて歩いていた男が振り返り、ボークスに一言告げる。
「お前は、何を言っているんだ?所詮、あいつらは実験体だ。
死んでも俺達の国の魔導師の為に役に立つ、良いことじゃないか?」
「それは、死ねと言ってるんですか?」
「ああ、そうだ!
お前さっきから、おかしいぞ。
それに、あいつらは双子だ、どっちにしろ死ぬ運命だ。
神の救済を受けるためには魂を一つにしないといけない」
男が真面目に語る言葉が、頭を通り過ぎていく。
魂の救済だと?実験体だから当たり前だと?双子だから不完全だと?
今さっきでさえ、親に会いたい一心で頑張ると言っていた二人をお前は見てなかったのか?
そうか!この世界は狂っているんだ!!いや、この国が狂っているんだ!
そもそも、争そい事があるから魔法の研究をするんだ……。
俺が、俺がこの世界を壊してやる……。そうだ!簡単な事ではないか!争そい事を無くせばいい……。
ボークスの腕を引いていた男が悲鳴を上げる。
「ぎゃー、熱い!熱い!」
ボークスの腕に青白い炎が上がっている。ボークスは左手で男の頭を掴む。
「た、助けてくれ。燃える!熱い!」
「命はそんな軽い物じゃない……」
ボークスの心からの声なのだろう。
呟くように声を出しているが、その言葉には力強さがあった。
ボークスの声を聞き終えたかは定かではないが、男は絶命していた。
男の悲鳴を聞きつけたのか、魔導院の職員達が地下に降りてくる。
「何事か!!」
駆けつけた職員が見た物は、炭化した人だったものと両腕に青白い炎を纏ったボークスであった。
「な、何て事をしたんだ!!
ライ……、なぜ、ライを殺した?」
炭化した男だった物を知っているのだろう、ボークスに問いかけてくる。
「命の軽さを本人に自覚して頂いただけだ……」
「何を言っているんだ?
お前、狂ったのか?」
携帯していた剣を抜きつつ、ボークスの真意を確かめようとする。
「お前達が子供の命を蔑ろにしている事への報復だ。
いや、俺の、俺が見て見ぬ振りをしてきた事への贖罪でもあるか……」
「そ、そんな理由で殺したのか?」
騒ぎを聞きつけ、リスト主任も姿を現す。
「ボークス兵士、これは何事かね?
今なら、まだ軽い処罰ですませよう。とっととその炎を収めろ!」
リストの声にボークスは反応しない。
何言わぬ顔でボークスは職員達に近づいていく。
「しょせん、欠陥品は心も欠陥品だったか……。
あれは、もう使えない。殺して構わん」
リストの命令でボークスに襲い掛かる職員達……。
振り下ろした剣は炎で溶け、形を無くし、ボークスに掴まれた者は炭化していく。
一方的な殺戮だった。
「話し合おう……、話し合えば分かり合える!
さっきの発言は取り消す、だからな、落ち着いて話し合おう」
リスト主任を残し、全てのものは焦げ、炭化し絶命していた……。
先ほどの威勢など無かったかのように怯えている。
「もう、遅い……。
遅いんだ、過去は変わらない。
だから、未来を変える!」
腰を抜かし、その場で尻餅をついているリストの顔を掴む。
悲鳴が聞こえるが、今までに死んだ子供を考えると、この悲鳴でも少しは罪滅ぼしになるだろうかとボークスは考えていた。
全てが炭と化した。ボークスは全ての終わりを見届け、奥の部屋に近づいていく。
牢屋の中に居る双子と視線が合う。何が起きていたか知らない二人は、先ほどと変わらない笑顔をボークスに向けている。
鉄格子を力任せに焼き切る。二人に近づきながら両腕の炎は治まっていく。
「おいで、ここを出よう……」
「ダメだよ、明日頑張らないとおかーさんとおとーさんに会えなくなる」
「そうだよ、明日頑張るって決めたんだもん」
ボークスは両膝を地面に付けて、二人を抱きしめる。
「もう、もういいんだ……。
もう、頑張らなくて良いんだよ……」
ボークスに抱きしめられているメメンとモリンが、それでも状況が分からない為か繰り返すように言葉を続ける。
「会えないのは嫌なの、会いたいの!」
「会った事ないけど、おかーさんは優しいっておじさんが教えてくれたの!」
抱きしめる腕に力が篭る。
「ねぇ、頑張るから、お願い!」
「言う事聞くから、お願い!」
ボークスはこの二人にかける言葉が無かった。言葉の代わり涙が頬を伝っていた。
「ねぇ……、お願い……」
「会いたい……、会いたいの……」
メメンとモリンの声が涙声になっていく……。もしかしたら、この子達は最初から気付いていたんじゃないだろうか?
分かっていたけど、何かを信じないと心が持たなかったのではないか……。
「俺が、メメンとモリンの親になる!兄にもなろう!全ての事から二人を守ると誓う!
二人が笑える世界を、俺が必ず作る!」
ボークスに抱きしめられていたメメンとモリンは堰を切ったかのように泣き出した。
ボークスは、この施設にいた子供達を全員連れ出し自分が面倒を見る事にした。
この施設での事件は、ルーランド帝国がライド王国との戦争が勃発する一ヶ月前に起きた事とされている。
しかし、機密事項なのか詳しい事は知るものが居なかった。
この事件の当事者であるボークスには、厳しい処分が課せられるはずであった。連れ出した子供も本来であれば処刑されていたはずだった。
ところが、ルーランド13世の耳に、この事件の事が伝わり何を思ったかボークスと話をしてみたいと言い出したことで、処罰が見送られる事になる。
ルーランド帝国王城、謁見の間に呼び出されたボークスが方膝を付きながら、皇帝であるルーランド13世を待っていた。
一時間はここで待たされている。ボークスとしては、処刑だって覚悟していたのし、自分が皇帝と謁見できるとは思っていなかった。話せるのであれば待たされる事など苦痛でもなかった。
メメンとモリンは、あの事件以来ボークスから離れようとしない為に、この謁見にも付いてきている。
ボークス以外の謁見は出来ないと思われていたが、ルーランド13世の一言で許可が出てしまう。
皇帝の考えている事が分からないが、自分ごとき一兵士に気を使うなど考えにくい。もしかしたら、謁見自体気まぐれなのかもしれない……。
そのような事を考えていると、玉座の後ろに控える男が皇帝の入室をつげる。
静かに玉座に腰を降ろし、ルーランド13世はボークスに話しかけた。
「お主がボークスであるか?」
「はっ!私がボークス・バッハであります」
頭を垂れたままボークスが答える。
「堅苦しいのはいらん!顔を上げよ!」
皇帝の言われるままに顔を上げる。
玉座に座る、男と目が合う。
「一つ聞かせて欲しい事がある。何ゆえ職員を皆殺しにした?」
頬杖をつきながら、ルーランド13世は問いかける。
「はっ!この国の為に、不必要だと思い殺しました」
「ほう、不必要とな?」
「確かに得られた貴重な情報もありましょう。
ですが、あのような実験ではその内頭打ちになりましょう。そうなれば、もっと成果を上げようと魔導師を酷使するようになりましょう……。
さすれば、後々の事を考え、あの実験では発展は無いと考え、指導してきた職員を殺すに至りました」
そんな大層な事など考えていないが、それらしい事を言わなければと適当に考えた事を答えた。
「で、本心はなんぞや?」
見透かされていた、下らん答えなど要らないと言いたげである。
「ほ、本心でございますか?」
「二度も同じ事を言わせるな……」
ルーランド13世の眼差しは鋭いものであった。
「はっ!ただ、子供が死にゆくのを見るに耐えがたく、子供の命を奪う者を殺したまででございます。
ただただ、私の後ろに控える二人の為に!助けた他の子供達の為にも平和を与えたかったのです……」
ボークスの後ろに控えている双子を見つめながら、ルーランド13世はさらに問いかける。
「ほう、平和を語るか!
では、何を持って平和とする?」
「大陸に覇を唱え、統一する事で平和となりうると考えます」
ボークスが臆することなく言い切る。
「おぬしに何が出来うる?」
「武を以って、皇帝陛下の進むべき道の障害を排除いたします」
「ほう……、武を以ってであるか……。
ならば今回のライドとの戦で証明してみせよ!
武勲をあげれば、お主、並びに子供の生存権はお主に託す。
よいか?出来ぬ場合は全員の首を飛ばす。心して己の信念を貫けよ!」
この謁見の後に、ボークスはライド王国王都攻略戦で武勲を挙げ、将軍の座に収まる事となる。
読んでいただき感謝です。
もっと二人に焦点を当てて描写しようと頑張りましたが、ボークスに焦点が当たってますね……。
少しは帝国の黒さみたいなのを表現できていたらと思います。
意見など待っております。前回と同じで批評は少ないほうが良いな……。




