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こんにちは、元気?

[大雅へ

こんにちは、元気?私は、たぶん、元気だと思うよ。

思うよって表現は可笑しいよね。でも、死んだあとは分からないでしょ。

そんなもんだよ。

ところで、なんだけどね。いつも、「いつ死んでもいよ、それが運命なんだから。」

って言ってた私も、やっぱり死は怖いわけで。

だから、いろいろなものを残すことにしたの。

1つ目は、曲。

2つ目は、小説。

3つ目は、メッセージ。]


ここまで書かれて、少し涙の跡が見えた。きっと、書くのに時間がかかったのだろう。

そして、このあとは、すべてひらがなになっていた。悠乃のなった病気には、そういう症状があったことを、思い出す。


[きょくはわたしのぱそこんのかなにはいっているからみてね あとしょうせつもはいっているから

ぜんぶよんでね いっぱいあるからよむのにじかんかかるとおもうけどがんばつて


めっせーじわないしょ がんばつてさがして きっときとだよ



たいがのなまえがにどとよべないのがかなしいです さようなら]


悠乃らしからぬ、間違いが目立つ文だった。

 俺は、学級日誌を持って、悠乃の家に走ることとなるのだ。





わけわからないww

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